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震える声でそう答えてしばらくは沈黙が続いた。
しばらくすると、耳元から規則正しい寝息が聞こえてきた。
宮脇「......寝ちゃったか。」
身動きが取れないのでどうすることもできず
抱きしめられてぽかぽかしてきたので
睡魔に負けて、そのうちに寝入ってしまった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
高橋「......ん、。」
どのくらい眠っていたのだろうか、
ずいぶんとすっきりした目覚めは久しぶりだった。
寝起きでぼーっとしていた目が冴えてくると
自分が置かれている状況がはっきりしてきて
思わず声を上げそうになってしまう。
自分が好きな人を抱きしめていて、
その好きな人は無防備にも俺の腕の中で
すやすやと心地よさそうに寝ていた。
昨日、何が起こったんだ..........。
頭をフル回転させて、昨日の記憶を辿る。
................ぁあぁ........。
こうなってるのも自分のせいじゃないか。
昨日の自分の行動を褒めたいのと、がっついたことを
反省したいので、何とも言えない感情になる。
それにしてもこの子は、なんでこんなに無防備なんだろうか。
そんなことを考えながら、彼女の顔を覗いていると
宮脇「.........ん、んん......。」
不意に彼女が少し身じろいだ。
やばい、起こした！と焦ったが、そのあとすぐまた
すうすうと寝息を立て始めたので、ほっと一息ついた。
というか、この状況は非常にまずい。
彼女が起きるのが先か、自分の理性が保たなくなるのが先か。
自分の理性のために彼女に起きてもらわなければならないが
こんなに幸せそうな寝顔を見て、起こすとかできない。
散々考えた末に、起こさないように彼女から離れることにした。
掛かっていたタオルケットを自分の側だけ剥がし
上半身をゆっくりと起こそうと、した。
あと少しで起き上がれる、というところでぐん、と何かに引っ張られた。
自分の腰あたりを見ると、彼女が俺のTシャツを掴んでいる。
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杏奈(プロフ) - 澪さん» 丁寧に指摘して下さってありがとうございます！いろいろ誤字ってました、、。訂正して読みやすくなったと思います！ありがとうございます！！ (11月27日 14時) (
レス) id: 4894d8fb91 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが同じく ･ページ21のここの部分 あと少しで起きれる、というところでぐん、と何がに引っ張られる これ正しくは何かにではないんでしょうか？ (11月26日 18時) (レス) @page21 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - また続けてのコメントですみません。。。 物語読んで気が付いたのですが。。。 ･ページ21のここの部分 昨日に自分の行動を褒めたいのと、がっついたことを これ正しくは昨日のではないのでしょうか？ (11月26日 17時) (レス) @page21 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続けてのコメントですみません(._.) 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ･ページ13のここの台詞 宮脇「そっか、私、文哉くんにそんなふうに思ってたんだ…………。」 これ正しくはそんなふうに思われてたんだではないんでしょうか？ (11月26日 17時) (レス) @page13 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ9のここの台詞 高橋「あの本結構話題になってたから呼んだことあるんだけど、 これ正しくは読んだことあるんだけどではないんでしょうか？ (11月26日 16時) (レス) @page9 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏奈 | 作成日時：2023年6月2日 13時
