actors' 9

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宮脇「うん？」











高橋「……………………一緒に寝たい。」













宮脇「え！？」















高橋「あ、誓って変なことはしないから。これは、絶対。
















約束する。ただ、まだAちゃんと離れたくないだけだから………。













……………だめ、かな……………………？」














宮脇「………………うーん。」












私が普段使っているベッドはセミダブルだから、















二人で並んで寝るのはちょっと狭いかなー、くらいで















特に大きな問題ではない。















文哉くんは細身だし。あれ、大丈夫かも…………？















宮脇「‥‥…………、よ……………。」













高橋「え？」












宮脇「いい、よ………………。」














高橋「え、いいの！？」












宮脇「………………文哉くんが聞いてきたんでしょ？」













高橋「それ、はそう、だけど………………。」














宮脇「…………………………ふーっ。













文哉くん、お風呂入ってきたんだよね？歯、磨いた？













あ、パジャマに着替えたいよね？ちょっと待ってて。」















高橋「えっ、ちょっ！！」















こうなったら気にした方が負けだ！と












私は何も気にしてないですよ感を装って捲し立てる。












慌てている文哉くんを放ったまま、隣の部屋に行って



















徹くんが部屋に置いている部屋着を適当に取ってくる。















宮脇「徹くんが置いてったやつなら入ると思うからここ置いておくね。















私、歯磨きしてくるからその間にでも着替えといて。












じゃあ。」

















高橋「えっ、あっ、うん…………………。」















あわあわしてる文哉くんをリビングに残して、















洗面所に歯磨きをしに向かう。












歯磨きとヘアケアを終えてリビングに戻ると、















徹くんの服を着た文哉くんがソファに座っていた。














高橋「ユウー、どうしよう。確かに俺から言ったけど、














まさかいいよって言われるとは思わないじゃんー。」












ユウ「にゃっ。」













ソファに背を預けて、ユウに向かって話しかけている文哉くん。

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