ACT-6-

だって君が可愛いから◎（磯村勇斗） ページ45

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『…なあに勇斗くん』

「んーん」

『…？』

「気にしないでいいの、Aのこと見てるだけだから」


久しぶりのAとの時間…って言っても仕事だけど。


地方の撮影が終わって、一緒のホテルを仲が良いマネージャーたちが取ってくれてて思わずガッツポーズしたらAのマネージャーの結城さんに笑われた。


けどいいのよそんなの。だってAのこと独り占め出来るし。


一緒に飲もうって部屋でゆっくりし始めた23時


『え、気にするよ、？なに、なんかついてる、？』

「違う違う可愛いなあって」

『…はい？』

「だから〜、可愛いなあって」

『勇斗くんどうしたの、疲れてる？』

「疲れてないよ笑」

『明日の撮影朝早いけど…平気？』

「だから疲れてないって笑 」

『そっか…？』

「うんだいじょーぶ。」


頬に手を当てれば『くすぐったい』って笑うA。


「ねえ、A」

『ん？』

「キスしていい？」

『だめです』

「え〜」

『酔ってるでしょ』

「んーん全然」

『勇斗くん、そういうの好きな人に言った方がいいよ』

「だから言ってるじゃん」

『……？』

「ん？」

『え？』


顔が真っ赤になってバッって効果音がつくぐらい素早く立ち上がったA。


『え、勇斗くん、え』

「Aのこと好きだよ」

『……待ってストップ』

「返事は今じゃなくて、俺100%Aがこっち向いてくれるまで頑張るからその時ってことで、ね？」

『……』

「顔真っ赤 笑 じゃあ俺自分の部屋戻るわ、おやすみ」

『っ！え、ちょ』


額に軽く唇を合わせたら爆発しそうなくらい耳まで赤くなったAに微笑んで部屋を出た。






……あ〜ついに言っちゃった



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コメントで感想くださったり評価してくださっている皆様本当にありがとうございます！本当にモチベになっております😭
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