おくすり �� g.p.a.r ページ12
※実際のツイートからの妄想
(異なる点多々有)
※同棲表現
gp side
もうすっかり人通りの少なくなった路地を､一人の男が若干早足で歩いてゆく｡
真ん中分けされた､男にしては少し長めの黒髪に灰色の瞳､仕事帰りなのかホスト衣装を纏っていた｡
まぁ､それは誰なのか？などと問われれば正しく俺自身であるのだが｡
控えめに伸びをする｡
最近お得意が増えたからか､はたまた従業員が減ったからかは知らないが､残業が当たり前となってきた｡
俺としては家で待つ恋人の為に一刻も早く帰りたいのだが､流石に仕事をすっぽかしてまで家へ帰る訳にはいかないのだ｡
なので､タイムカードを押すやいなや急ぎ足で家へ向かうという習慣がついてしまった｡
そこまで遠くない職場から家までは､そんなことをダラダラと考えながら歩いていればすぐ着くわけで､今回も気がついた頃にはドアの前にいた｡
彼と区別する為にうさぎのストラップをつけた鍵を取り出し､鍵穴に入れればガチャリという音と共に扉が開いた｡
そして､トトトッという足音が聞こえたと思えば目の前に同居人の顔があった｡
「あ！げんぴょんおかえり〜」
緑色のマッシュヘアに丸眼鏡､リスのように丸い瞳の愛しい彼を見間違えるはずなどない｡
『ただいま､あろえ』
そう言い､頬に口付けを落とすと彼は陶器のように白い肌をポポポッと林檎色に染めた｡
付き合って早3ヶ月が経過している筈なのだが､彼は一向に慣れることができないらしく何時もこういう反応を見せる｡
いい加減慣れてもいいんだけどなぁと思いつつ､まぁ可愛いからいいやと頬を緩ませる｡
彼の一挙手一投足が初々しいが為に色々と楽しんでいる面もあるので｡
今回も例外でなく､彼の反応が見たくていきなり抱きついてみる｡
ぎゅっと思いっきり彼の胴体に抱きつけば､驚きからか背筋をピンと伸ばした｡
まるで猫みたいだなぁなんて思いながらグリグリと胸に頭を押し付ける｡
『あろえ〜､ぅゅ疲れたぁ〜...』
「えっ､ちょっ､分かった､からとりあえずリビング行こ？ね？
そっからなら､いいから､さ」
『ほんと？』と言いつつ彼の拘束を解き､チラリと顔を見る｡
そっぽを向いてしまったせいで殆ど見えなかったが､耳がほんのりと赤い｡
もう､本当にそういう所が可愛いんだと心の中で微笑みながらリビングへと向かった｡
−−−
全くタイトル回収してないです､すみません...｡
続きます
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キャスタ - ミスりました。ほんわか系でお願いします。 (2020年3月3日 18時) (
レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
キャスタ - リクです！CPは、コンレウで、シチュは小学校の同級生で結構アッチ系でお願いします。 (2020年3月3日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
act(プロフ) - うにゅ@最近某戦争屋さんにハマったさん» リクエストありがとうございます...！nisypの嫉妬ネタ把握しました。少々投稿遅れるかもしれませんが、気長にお待ちいただければと...！ (2019年12月2日 1時) (レス) id: adcb5b65ad (このIDを非表示/違反報告)
うにゅ@最近某戦争屋さんにハマった(プロフ) - 文字数ってなんであるんだ…？？続きです、ごめんなさい、忘れっぽいんです…ぴぇえ、よろしくお願いします！。 (2019年12月1日 19時) (レス) id: aa182fc6be (このIDを非表示/違反報告)
うにゅ@最近某戦争屋さんにハマった(プロフ) - リクエストいいで ず が…？(sypくん受け可愛すぎて死にそう)CPはnisypで、シチュはniさんが遠い国に行ってて久しぶりに帰ってきたけどniさんの周りに皆がいるから構って貰えなくて嫉妬しちゃうsypくんで…。多分これでいいですよね？、言い忘れてることあったらごめん (2019年12月1日 19時) (レス) id: aa182fc6be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：act | 作成日時：2019年8月17日 17時
