二十二片 ページ23
それから治崎は正式にポートマフィアへと加入した。
異能力の制御は出来ているため、ポートマフィアで生きていくための殺しの技術や知識を学んだ。
そして森の近くにいる子供、エリスに気に入られ暇さえあれば二人は遊んでいた。
ポートマフィアに加入した祝として首領と尾崎から髪留めを貰い、常にそれを着けていた。
無表情で淡々と仕事をこなすAは短時間で功績を挙げ始める。
しかしひねくれた性格、悪態をつくことは治るどころか悪化していった。
初対面の人間に対して悪態をつく。
しばらく経ってから少しづつ治っていき悪態はつかなくなる。
悪態をつかなければ評判はとてもいいのだが…。
「A聞いたわよ!また悪口云ったって!」
「うっ…仕方ないよエリス。これもう治らない」
「私も聞いたよ治崎くん。悪態をつかなければいい子なのにって云われてるよ」
「もうこれは癖です。治りません。諦めます」
「諦めちゃダメよ!」
「そんなこと云っても…」
「でも随分と丸くなったねぇ。会ったときよりは私たちにも慣れてきたのかな」
「中年に慣れちゃいけないわA」
「おじさんに慣れるも何もないでしょう」
「ひっ酷いよ二人ともぉ」
「気持ち悪いので私たちに近づかないでください」
「そんなぁ」
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クマぽん - 中也とのコントみたいなのがとても面白かったです!!!!!これからも頑張ってください!!!! (2018年12月19日 18時) (レス) id: a657e0068a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:衿歌 | 作成日時:2018年4月28日 23時