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空白の頭でふと見上げると、誰かがスパークの肩をたたく。振り返ると、そこには背高のっぽの白髪デニーがいる。表情は滞っており、冷たい雰囲気を
スパーク少年は目線を前に戻すと、黒服が目の前を通り過ぎていく。顔は全く見えないが、手の甲には黒い傷が３本ついている。そして川の上を歩いていることから、これはそいつの生まれながらにある能力だと確信した。
スパークは逃がすまいと思いながら川へずかずかと入る。ドロドロしているが、あまり気にしないことにしよう。辺りを見回すと、水色の包帯がついている剣を発見した。この剣は父が持っていたものと同じで、それを引っこ抜こうとした。けれど何かに引っかかっているので、びくともしない。
「くっそお！ このままでは犯人を逃してしまうじゃねえか！」
焦りながら慣れない足つきでそこら辺を歩いてみると、一本の剣が見えた。それは「抜いてはいけない」と母に教わった剣。
その剣の傍まで歩き、剣を抜くことを決意した。そうしなければ犯人を逃すかもしれないし、また元の位置に戻せばよいと思ったからだ。
「おい！ 何してるんだよ。その剣を抜くなって君の母さんが言っていただろ？ だから、今すぐそこから離れるんだ」
遠くにいたデニーがこちらへやってきて、切迫した声で吠える。
「そんなもの知らねえ！ 町の人間を殺したあいつは仕留めないといけないんだよ。分かるか、俺の気持ちが！」
「分かるけど……」
デニーは地面にゆっくりと腰を下ろし、スパークと反対の方に体を向ける。
スパークはその剣を全て引き抜くと、たちまち赤い炎に包まれていく。その剣から上ってくる炎はスパークを包み込み、徐々に身長が大きくなっていく。しかも彼の頭には「赤い角」が生えており、獣のような顔つきに変わっている。
スパークが遠くへ逃げている黒服に向かって剣を振り下ろすと、川の上をものすごい勢いで炎が走る。しかし黒服には交わされてしまい、彼は川の上を走りながら追いかけた。その速さは人間の走る速さをとうに超えている。
黒服を何度も攻撃しようとするが、すべて交わされてしまい全く当たらない。
(全然当たらねえ……どうすればやつを倒せるんだ？)と思いながらまずいつばを飲み込むと、最後の攻撃を仕掛けたそののち、黒服は瞬く間に消えてしまった。
スパークが殺したわけではなく、瞬間移動を使ったようだ。
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まりもさんだぞっ(｀・ω・´)まり - いえいえ、これからも更新頑張って下さいねー (2018年5月24日 17時) (
レス) id: ec47b1a578 (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空＠写真は載せられない(プロフ) - まりもさんだぞっ(｀・ω・´)まりさん» なるほど……。その手がありましたか！ 例も書いてくださりありがとうございます！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 437d7e5db9 (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空＠写真は載せられない(プロフ) - まりもさんだぞっ(｀・ω・´)まりさん» 的確なアドバイスありがとうございます！ キャラのセリフを感情的に書く……ですか……。一番苦手にしていることですが、ちょっとずつ改変していきたいと思います。更新頑張りたいと思いました！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 437d7e5db9 (このIDを非表示/違反報告)
まりもさんだぞっ(｀・ω・´)まり - 例えば、キャラのセリフの前に舌打ちを入れて見るなど...(例)「ﾁｯ、だからああだと言っておったではないか!」露骨に舌打ちを決め、怒りを表す○○。...みたいな感じですかねー (2018年5月24日 17時) (レス) id: ec47b1a578 (このIDを非表示/違反報告)
まりもさんだぞっ(｀・ω・´)まり - ちょっと遅くなりましたが、読ませて頂きました!内容 10点満点! 文 9点 惜しいぃー! 私が思うには、キャラのセリフをもうちょっと、感情的に、細い表現を入れるなどしてみたらどうですかね? (2018年5月24日 17時) (レス) id: ec47b1a578 (このIDを非表示/違反報告)
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