2ピース ページ3
チャイムが鳴り、数秒後にドアが開いた。
「あ、太輔。いらっしゃい」
太輔。少年の名前だ。
「こんにちは、渉くん。今日からよろしくお願いします」
渉は太輔の従兄弟。そう、「一緒に暮らそう」と言い出した人物だ。
「うん。まぁ、かたいのは抜きにして。上がって」
シンプルな家具に、落ち着いた壁紙。幼い頃会っていた渉の印象、そのものだと太輔は感じた。
リビングの横、一番近いところの部屋のドアを開け、渉が言った。
「ここが太輔の部屋ね。とりあえずベッドだけ作っておいたよ。後は太輔がするでしょう？」
「うん、ありがとう。
ねぇ、渉くん。今日は病院、休みなの？」
にじろクリニックは、渉が開いた病院である。今の時刻、午後３時。
「今日は木曜日だからな、休診日。それより早く片付けしないと、人来るぞ」
「え？ 誰来るの？」
そう聞いたところで、チャイムが鳴る。
「もう来たね。
おいで、挨拶しよう」
リビングのソファに太輔を座らせ、玄関へいった。
楽しそうな声とともに、太輔と同じくらいの背の青年が、渉とやってきた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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アキラ(プロフ) - たまんちゅさん» ありがとうございます。
知ってもらえる機会になれて、うれしいです。
これからもよろしくお願いします。 (2013年11月11日 17時) (携帯から) (
レス) id: 7983e8516d (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - うさぴょんさん» はじめまして。ありがとうございます。
これからも頑張ります。楽しみにしていてください。 (2013年11月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 7983e8516d (このIDを非表示/違反報告)
たまんちゅ(プロフ) - パート1お疲れ様でした!何か感じられるものがあり、私も発達障害について調べる機会が出来ました。パート2の方でも更新頑張って下さい!応援しています! (2013年11月11日 11時) (レス) id: da343c076c (このIDを非表示/違反報告)
うさぴょん(プロフ) - こんばんは。前作から見てます。自分自身も同じような感じなのですごく自分の事のように思えます。これからも楽しみにしてます。 (2013年11月10日 22時) (レス) id: 3991afa5f6 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - よしこさん» はじめまして。コメントくださったのに、返事遅れて申し訳ありません。
毎日楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
これからも頑張ります。 (2013年11月6日 18時) (携帯から) (レス) id: 7983e8516d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アキラ
| 作成日時：2013年10月20日 6時
