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教室に入ると、ガヤガヤしてたのがシーンっとなる。
全員の視線が、こちらにむけられる。
なんで、
なんで皆、知ってるの？
小学生の時を思い出す。
いじめられて耐えれんくて
彼方や真白に迷惑かけた、あの時を
怖くなる。
一斉に色んな人から視線をむけられると
身体が、震える
昔のことを昨日のことを、思い出して
教室から逃げ出そうとした時、大声で名前を呼ばれる
顔をあげると、廊下に彼方がいた
｢なんで、彼方｣
｢忘れ物。お前教科書丸々忘れて学校に何しに行ったの｣
｢え、でもかばん…｣
｢そのかばん中身弁当しか入ってねーよ｣
｢え、あ…ほんとだ。｣
｢まふまふが気づいて、慌ててたから。今度お礼言っとけよ｣
｢うん、わかった。ありがとう。｣
｢A｣
｢え、なに？｣
｢俺らが、いるから。｣
ふわり と彼方は優しく笑って私の頭を撫でた
涙がポロポロこぼれた
皆、見てるのに。
クラスの子達皆、見てるのに
｢なんでいつもなら寝てる時間に俺やまふまふやluzが起きてるかわかる？｣
コクリコクリと頷く
｢お前が心配なんだよ。だから、1人で考えないでちゃんと相談しろ。このクラスの人達にはよくしてもらってるんだろ。小学生の時とかは違うし、Souだっているんだろ。｣
だから、大丈夫。
がんばれ
くしゃくしゃと頭を雑く撫でたあと、
彼方は手をふって、帰っていった
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作者名：あっし | 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/user/aceofsexyzone
作成日時：2017年10月22日 9時
