【黒バス】これが私達のバスケだ Part3

第138Q ページ47

.








タイムアウト

黄瀬を止める方法はテツに託す

試合が再開し黄瀬のフリーシュート二本はゴールネットをくぐった

テツが言ってた黄瀬の2つの癖

まずは咄嗟の時は得意の大輝のコピー

そして同じコピーは続けてしない事

だから、テツが黄瀬の咄嗟をつき、大輝のコピーを出させたと同時にインサイドに進入した事で緑間のコピーはなくなる

次に、止めに入った大我に征のコピーで対応

ゴール下まできて紫原のコピーの瞬間、伊月先輩の鷲の鉤爪でボールを奪う

だけど、完全にはとれず、ボールがこぼれ黄瀬は笠松さんにパス

綺麗にゴールに入って逆転されてしまった









『残り4秒…。お願い』









絶好のカウンターをしかけた

だけど、大我の前にはもう黄瀬が来ていて流星のダンクをしようと跳んだものの踏み込みが甘かったのかいつものジャンプじゃない

手からボールが離れる前にテツが声をかけそれに反応するように大我はゴールの板にボールを投げつけテツにパス

最後、テツの幻影のシュートが決まって80-81で勝利を納めた









『ひ、ヒヤヒヤした〜』









挨拶を済ませコートを出る

テツが自分の掌を見ていて何事かと尋ねる土田さん









黒子「いえ。僕は今までパスに徹してきてシュートを決めた事がなくて、ましてブザービータなんて初めてなんです」

小金井「そういや、そうか」

黒子「なんかもう、今死んでも本望です」

火神「見た事ねえ過去最高に緩んだ顔。つか死ぬな！」









それだけ嬉しかったんだろうな

でも、なんだろう

違和感があるのは気のせい？








.

第139Q→←第137Q

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す