【黒バス】これが私達のバスケだ Part3

第136Q ページ45

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44-44で第2Qが終わって振り出しに戻った

第3Qは日向先輩と木吉先輩はケンカ

先輩達は大丈夫だと言うけれどやっぱり少し心配

だけど息は合ってた

58-67でこちらの優勢で第3Q終了

そして、決勝を賭けた残り10分の試合が始まる

監督曰く、15点差があればウチの勝ちだと言う

勿論、絶対ではないが

ラスト4分

テツと黄瀬がコートに入った

黄瀬の完全無欠の模倣で少しずつ点差がなくなっていく








『嘘…』








まさかテツから大我のカウンターを止めるなんて

さらには、テツのイグナイトパス廻までもコピーした

そして、黄瀬の完全無欠の模倣をするに至っての体力の減少が少ないらしい

やっぱり、黄瀬を止めないと勝てない

タイムアウトをとって黄瀬を泊める方法をテツの案に乗る









日向「よし！ここからはミスは絶対できねえぞ。全員集中しろ」








その言葉に何故かドクンと心臓が鳴って違和感を覚える

タイムアウト終了後、黄瀬はテツの幻影のシュートまでもコピーした

沸き上がる歓声

点差も縮まって必死に追いすがる海常と必死に引きはなそうとしている誠凛とじゃ海常を応援したくなるのも分かる

ミスをすれば喜ばれ、精神的にも辛い

ガタッと隣で立ち上がる監督を見上げると表情が強張っていた

強張る……？








『そういう事か！』









思わず立ち上がってしまった私に皆が驚いた様子でどうした、と問う

なんで、気づかなかったんだろう

タイムアウトをとる直前、大我がシュートする黄瀬にファウル

2シュートが与えられた








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