第133Q ページ42
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試合が第4Qに入って暫くの事だった
あの緑間が仲間を信じて賭けに出た事
ボールを持たずにシュートモーションに入り、空中で高尾君からのパスを受け取ってそのままシュート
日向「形は違うけど似てんな、お前らと。まるで秀徳の光と影だぜ、あれは」
黒子「そうですね」
今まで涼しそうな顔をしていた征の顔色が変わった
二人のプレーは秀徳皆の士気を高め、どんどん点差が詰まっていく
その時、征は一息ついたかと思えば自陣のゴールにシュート
点差を無くして気を引き締めたわけか
その極めつけは、負ければ両目をくりぬいて差し出すと言った事だ
そして、二人の連繋は征にパスの途中で止められてしまう
『そっか。緑間の利き手は左。緑間はシュートする時はそのモーションに入ってる。だからパスコースは容易に推測出来る、か…』
征の目ならギリギリパスコースが変えられないタイミングでパスの途中に入る事が出来るはず
結果は86-70で洛山が勝った
内容だけで考えればもっと競っててもおかしくなかったと思うけど
黒子「Aさん」
『何?』
黒子「赤司君と、何を話したんですか」
『話っていう話はしてないよ。告白、しようと思ったんだけどその前に遮られて振られた』
黒子「告白、ですか……」
『でも、僕は君の手に余るってどういう意味だと思う?』
黒子「手に余る……」
テツはしっかりと考えてくれているけど
火神「そのまんまじゃねえの。お前みたいなおてんば、手に負えねえんだろ」
『………そうかもね』
火神「じょ、冗談に決まってんだろ!本気にすんな!」
黒子「火神君……。はあ……」
大我の言う通りかもしれない
いつもいつも口うるさく言ってきたから、私と居たって楽しくないのかな…
『はあ………』
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ゆき(プロフ) - 更新頑張ってください! (2016年9月19日 16時) (レス) id: df5536a7a7 (このIDを非表示/違反報告)
来希(プロフ) - 千里さん» はい!頑張ります!青峰のかっこよさを分かってくれる人がたくさんいてくれて嬉しいです! (2016年8月24日 20時) (レス) id: 60f7ab75e8 (このIDを非表示/違反報告)
千里(プロフ) - 青峰かっこいいですよね!次の更新も楽しみにしてます♪がんばってください (2016年8月24日 18時) (レス) id: ed9a0ff98c (このIDを非表示/違反報告)
来希(プロフ) - ミニさん» 待たせてしまいすみま せん!今日中か明日中には更新します!!新鮮ですか?もしそうなら良かったです! (2016年8月23日 11時) (レス) id: 60f7ab75e8 (このIDを非表示/違反報告)
ミニ(プロフ) - 次の更新いつですか??続きが気になってしょうがないです!あと、火神が照れるのってなんか新鮮?みたいな感じでいいですね! (2016年8月23日 6時) (レス) id: 78e0850822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来希 | 作成日時:2016年7月25日 22時