【黒バス】これが私達のバスケだ Part3

第120Q ページ29

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『集中力、切らしちゃ駄目だからね』

火神「分かってる」









木吉先輩が外からスリーを決めた

伏線を張るためといっても、一発で決めたのは大きい

そして、伊月先輩に代わり、木吉先輩がPGとして攻める事になった

それからチームプレーでダンクやスリーが決まって37-28、相手はタイムアウトをとる









火神「黒子、頼みがあるんだ。

これ、捨ててきてくれねえか？」









そう言ってテツに渡した氷室君との思いでのリング

未練を絶ちきるとは言え、そんなの、出来るわけがない









火神「持ってても、俺には未練でしかねえ。それに、辰也との過去とお前らの未来とじゃどっちが大切かなんてきまってらあ」









じゃあ、なんで、そんなに悲しそうな顔で言ってくんの

本当は氷室君と兄弟やめたくないくせに

試合が再開し、大我はコートへと入っていく









『テツ、そのリング…』

黒子「分かってます。捨てるわけありません」

『え…』








テツの方が、よっぽど大我の事を理解してる

私だって、友達として、マネージャーとして見てきたつもりでも、一緒にプレーしたからこそ分かる事もあるんだ

この中では、テツが大我の事を一番分かってる









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