第106Q ページ15
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黒子「青峰君」
青峰「お前の勝ちだ。テツ」
黒子「一ついいですか」
そう言ってテツは拳を青峰に向ける
なに食わぬ顔で言った
黒子「あの時の拳をまだ合わせてません」
青峰「なっ…。はあ?いいじゃねえか!そんなもん」
黒子「嫌です。大体シカトされた側の身にもなって下さい」
青峰「分かったよ。ただし、これっきりだ。
次は勝つからな」
黒子「はい」
コツンと拳を合わせる二人
その光景を見てると目頭がどんどん熱くなってくる
必死に流すまいとこらえるけど、テツが振り返って私を見た時笑った顔を見たらどうしても止める事が出来なくなった
監督に背中を擦られ頑張って落ち着こうとするが涙は決壊したみたいに流れる
それを察してかポンと背中を押され振り返ると皆、頷いてくれた
私は頷き返してテツのもとへ行く
『テツ…大我…』
火神「うお!お前なんで泣いてんだよ!」
黒子「これだから火神君は…。だからデリカシーに欠けるんです」
火神「んだと!ふらふらのくせして!」
黒子「それは今関係ありません」
二人の言い合いを見てると思わず口元が緩む
青峰に名前を呼ばれ振り向くと何か吹っ切れたような顔をしていて私の涙もいつの間にか止まっていた
青峰「泣いてんじゃねえよ」
『涙は女の武器よ』
青峰「……かもな。しかも、俺のために泣かれたら余計にな…」
『自意識過剰』
青峰「事実だろ」
青峰、ううん、大輝の手は優しく私に触れて涙を拭った
「なんで分かったの」と聞くと照れ臭そうに顔をそらして「教えねえ」と返された
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ゆき(プロフ) - 更新頑張ってください! (2016年9月19日 16時) (レス) id: df5536a7a7 (このIDを非表示/違反報告)
来希(プロフ) - 千里さん» はい!頑張ります!青峰のかっこよさを分かってくれる人がたくさんいてくれて嬉しいです! (2016年8月24日 20時) (レス) id: 60f7ab75e8 (このIDを非表示/違反報告)
千里(プロフ) - 青峰かっこいいですよね!次の更新も楽しみにしてます♪がんばってください (2016年8月24日 18時) (レス) id: ed9a0ff98c (このIDを非表示/違反報告)
来希(プロフ) - ミニさん» 待たせてしまいすみま せん!今日中か明日中には更新します!!新鮮ですか?もしそうなら良かったです! (2016年8月23日 11時) (レス) id: 60f7ab75e8 (このIDを非表示/違反報告)
ミニ(プロフ) - 次の更新いつですか??続きが気になってしょうがないです!あと、火神が照れるのってなんか新鮮?みたいな感じでいいですね! (2016年8月23日 6時) (レス) id: 78e0850822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来希 | 作成日時:2016年7月25日 22時