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呪力の後を辿れば下水の方に続いていくのがわかった。

しかし下水に入るのは嫌だ……匂いが着くしな……

それに、一級以上ともなればそれなりの準備をしないと、下手すれば大怪我してアイツらが過保護モードになるのが目に見えてくる。


『一旦引くか』


依頼主に……





悟に連絡を着けた。


『んな感じだけど、満足か?』

「ありがとう、一人で追ってないよね?」

『とりあえずはな、一応七海にも依頼主はお前だってこと隠してっから』

「了解…A」

『?なんだ』


先程とは違ってトーンを落とした声に少し気を張ってしまう。


「ほぼ確実だけど、この件君の姉さんも関わってる」

『分かってるよ、呪霊が一人でこんなことするわけが無い……』

「もし、姉さんが目の前に現れたらどうするつもりだ」

『アレ、前言わなかったっけ……俺が姉さんに会ったら



姉さんを殺すって』

「……正直、お前の姉さんがこんなことする理由が見つからない」


そんなの、俺が一番知りたいよ。


『しーらない!家族殺して何か吹っ切れたんじゃねーの?』

「A、無理してないか?」

『ハ、無理が俺の得意分野なの、それじゃ、またな』


何も聞かずに電話を聞き、壁に背中を預けて手で目元を隠しながら天を仰いだ。

考えたくないな、と思っていたら横腹を突然小突かれた。驚いてそっちを見ればそこには甚爾さんが立っていた。


『甚爾さん、何でここに?』

「いやそれ俺のセリフだワ……はァ、呪術師サマは今からお暇か?」

『え、いや、まぁ…今任務終わったとこだし暇ではある…かな?』

「うし、じゃあ行くぞ」

『えっちょっどこに、』

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雪だるま - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2021年4月10日 15時) (レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます!これからも、更新頑張ってください! (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杜若 | 作成日時:2021年4月6日 7時

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