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10月31日 19:00—————
渋谷に1つの帳が降ろされた。
その帳付近に呪術高専の関係者は集合していた
｢………で?…なんで、夏油先生と五条先生は機嫌悪そうなの？｣
虎杖が隣にいる伏黒にコッソリと耳打ちをすると、伏黒はため息を吐いた。
｢敵の条件聞いてなかったのか…？
帳内に居る人間の解放条件が、帳の中心部へ"芥 A"が単独で来ることだから、あの二人がブチ切れて当然だろ…｣
｢五条先生がヤバいのはしってたけど夏油先生もなんだ……｣
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『どけ、邪魔』
人混みを切り開くように歩いて行く。
条件を飲まなければ人を殺すと言わんばかりに帳の各所に雑魚だが一般人を殺せる程度の呪霊の気配を感じとれる。
『……姉さん』
｢や、私のかわいいかわいい弟…ようやく会えたわね｣
昔から変わらない笑顔をしている姉さんは誰もいない駅のホームに立っていた。
『呪霊と何で手を組んでる？』
｢開幕質問？…私の可愛い弟はグレちゃったのね
…そうね呪霊と手を組む理由……私の理想の世界を作る為 かな｣
『その為なら人も殺すのか？』
｢私の物語には、
『じゃあ何故、家の人間を殺した……俺以外の』
｢邪魔じゃない、あんな力だけにしか興味のない…場所なんて……貴方は弟だからその時は特別に見逃しただけ｣
実家にも居なかったしね、と表情をあまり変えず言う。確かに、姉にとって芥家という存在は邪魔だっただろうし、俺も好きじゃなかった。
『……で、ここに俺を呼び出した理由は？』
｢貴方、宿儺の指取り込んだでしょ？｣
『！……』
｢
『……そうか、姉さんが宿儺に会った理由は、ソレなのか……
でも姉さん、俺は今の世界が好きだ……姉さんのことも好き、だからやめようこんなこと』
目の前の姉さんは笑っていた表情を真顔に戻し、小さく何かを言ったと思えば、パンと手を叩いた。と同時に帳内に力の強い呪霊が入ってくるのを感じる。
｢ここで殺すしか無いみたい、玉藻
｢全く、人使いが荒いヤツじゃ｣
姉さんの後ろから、黒い影が広がり姉さんを包みこんだ。
｢｢領域展開 玉藻鎮石｣｣
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雪だるま - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2021年4月10日 15時) (
レス) id: db12e25c78 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます！これからも、更新頑張ってください！ (2021年4月6日 11時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杜若 | 作成日時：2021年4月6日 7時
