【ジョジョ】暗殺チームの“姉” (ページ23)

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21話ページ23

リゾットの瞬発力も上げさせ、その部屋のベランダへついた

そこには、カーテンの無い窓がある

リ「,,,何が見える、姉さん」

『ターゲットはいないっぽいね,,,,,,ん？』

よく見ると、縄で縛られた17歳くらいの男がいる

リ「,,,,,あいつ、一般人か？」

『,,,,,いいや、彼の服に返り血みたいなのが付いている,,,おそらく、ターゲットの部下か何か,,,』

そいつは、黒い髪のおさげだった

『,,,気絶しているようだね、取り合えず中に入らせてもらおう』

リ「,,,あぁ」

窓は開いており、堂々と入らせてもらえた

ターゲットは、この部屋にはいないようだった

『,,,見つけ次第殺しなさい。奴はスタンド使いではないから,,,』

リ「Si.」

リゾットは、部屋を出る

,,,さて、このおさげくんをどうするか,,,

？「,,,,,,ん」

そう思っていると、おさげくんが目を覚ます

『,,,やぁ、随分と君も大変そうで』

？「！？う、うわぁぁぁぁぁ！近づくな！このイルーゾォに一歩でも近づくのは許可しないぃぃぃ！」

,,,,,,彼は、イルーゾォと言うらしい

『,,,落ち着きな、なにもあんたを寝とるとかそんなんじゃないから』←

イ「はぁ！？何言ってんだお前！“マン・イン・ザ・ミラー！”」

,,,彼の後ろから、スタンドらしき姿が現れる

『あんた、それ,,,,,,』

イ「,,,？
お前、マンインザミラーが見えるのか,,,？」

,,,やはり、彼もスタンド使い！

私は迷いなく、彼の心をカーペンターズで読んだ

『,,,いいかい？イルーゾォ,,,今から、あんたの上司を殺しに行くわ』

イ「,,,は？ふざけてんのか？お前みてぇな奴が、あいつに勝てるとは思えねぇ」

『,,,ほう、何故だい？』

イルーゾォは、少し嘲笑うようにこちらを見てくる

イ「,,,あの野郎も、俺と同じような能力を持ってるからだ」

『！？』

,,,それだと、リゾットに行かせたのはまずいじゃあないの！

『,,,イルーゾォとか言ったね。この縄は解いておく。あんたはこっから逃げな』

イ「おま、なんでそこまで,,,」

イルーゾォは、驚いている様子

『,,,あんたはなにも死ぬことはない,,,そう思っただけだよ』

イ「,,,！」

自分の考えていたことをそのまま口にする

この子は、任務でトチって殺されそうになっていたらしい

,,,それと、悲しい過去があったこと

『じゃあね、生き延びるんだよ』

彼にそう言って、背中を向けて
私は急いで部屋を出た