【ジョジョ】暗殺チームの“姉” (ページ20)

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18話ページ20

それから何年もして、18歳になった時には
私はイタリアではなくジャポーネ(日本)にいた

日本語は分かっても、この国に馴染んでも

私の孤独は変わらなかった

その時に出会ったのが,,,エジプトへ共に旅をした仲間だった

その仲間の一人の母を助けるために

そいつの血統の因縁に決着をつけるために

空条承太郎
花京院典明
モハメド・アヴドゥル
ジョセフ・ジョースター
ジャン・ピエール・ポルナレフ
イギー

それが私の仲間の名前

,,,,,,,,,その旅の途中に、私は告白された

花京院って奴に

,,,でも断った
私がその人に釣り合う訳がないから

友達のままでいようって約束したんだ

,,,でもその約束も、すぐに駄目になってね

花京院は、敵に腹を貫かれて死んだ

それでも、彼は最後に,,,こう言った

愛していると

花京院の他にもアヴドゥルとイギーが死んだ

私の大切な人が、一日で3人も,,,あの世へ旅立った

．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．

『,,,,,,何だろうね,,,それで心が病んじまって、今に至るんじゃない？』

リ「,,,,,,」

リゾットは黙って話を聞いてくれる

『,,,つまんない話だろ？』

リ「,,,,,,すまない。辛いことを話させた」

『大丈夫よ。そんなこと』

,,,それから沈黙が続く

リ「,,,俺だったら、そんな悲しい想いをさせない」

『,,,え』

リゾットの口から出たのは、衝撃の言葉

リ「,,,,,,,,,俺は

姉さんが好きだ」

,,,一瞬だが、リゾットの赤い目に吸い込まれそうになった気がする

『,,,,,,ごめんね、リゾット。私は貴方のことを、大切な弟だと思ってる,,,今もね。だからその気持ちにしっかりと応えられないんだよ』

リ「,,,,,,,,,そうか。なら、俺は姉さんを惚れさせる」

『え？』

リゾットが真剣な顔で此方を見て言う
とても、綺麗な顔で

リ「,,,だから、もう少ししてから返事をくれ。ずっと待っている」

『,,,,,,Si.』

私を抱き締めながら、リゾットは言う

,,,,,,,,,久しぶりに、この暖かみを感じた