【ジョジョ】暗殺チームの“姉” (ページ19)

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17話ページ19

ソルベとジェラートが来た夜

私達はアジトで飲み食いしていた

,,,皆ぐっすり寝ている

『,,,随分と皆、可愛い寝顔するもんだね』

そんなこと思いながら、一人一人に毛布をかけていく

リ「ん,,,,,,,,,,,,,,,」

『リゾット。起きたのかい』

リ「あぁ。他の奴らは,,,寝ているのか」

私はベランダに出て煙草を吹かす

するとリゾットも煙草を吹かし始める

リ「,,,姉さんは、なんでギャングになったんだ？」

『,,,いきなりだね、どうしたの』

リ「,,,気になっただけだ」

,,,,,,,,,言えない

スピードワゴン財団の人間として
パッショーネを潰すために入ったなんて

,,,だが、私は過去を教えることにした

財団に入っているということを隠して

『,,,どうしても、聞きたい？』

リ「聞かせてくれるなら」

『,,,,,,いいわ。言ってあげる』

．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．

私は普通に、平凡にイタリアで暮らしてた

,,,だけど、7歳くらいの頃から人生は一変した

その頃だった

スタンドが発現したのは

『,,,ねぇパードレ、マードレ』

『,,,不思議なものが見えるの』

母「不思議なもの？」

父「なんだ？そのものって」

『,,,わからない』

それはずっと、私の隣にいた

最初は、恐怖があったけど次第に慣れていった

だけど、能力を知らず、スタンドを操れなかった私は
スタンドの暴走を止めれなかった

カーペンターズが、両親に触れる

すると父は、おもむろに机からハサミを取り出して
母は、台所の包丁を握った

母「いや,,,何よこれ！体が勝手に！」

父「やめてくれ,,,まだ、俺は！パデッラ！助けてくれ！」

『マードレ‼パードレ‼』

二人が一斉に自らの喉を刺す

目の前が血で染まるような,,,そんな気がした

『ねぇ、パードレ？マードレ？どうしたの？』

時計の針が動く音

それが家に響き渡る

この静寂で、私は両親が死んだことを実感し、泣いた