【ジョジョ】暗殺チームの“姉” (ページ12)

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10話ページ12

夜、自分の部屋のベッドに横たわる

これから、どんだけの仲間が増えていくかな,,,

期待を胸に秘め、私は眠った

．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．

花「くらえッ！DIO！半径20m、エメラルドスプラッシュを！」

頭の中で響いた声

それはとても懐かしく感じた
この前エジプトで命を落とした者の声だった

『な、何故私はここに,,,』

D「ザ・ワールド！」

,,,DIO以外が動かなくなった

彼が、彼のスタンドが
時を止めたのだ

私はその止めた時の中にいる

きっと花京院は,,,この間に,,,！

『花京院に手ぇ出すんじゃないよ！DIO！』

D「ふん！もう遅い！」

ｸﾞｼｬｯ

花京院の腹が貫かれた

飛び散り、空中で動きを止める血液

それは、私の

人生で一番の

悪夢

時は動きだし、彼はタンクに叩きつけられた

やめろ

やめろやめろやめろやめろやめろ

『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああッ！』

私は叫ぶしかなかった

彼を助けることは出来なかった

届かなかった

目の前で

花京院は

私は花京院の傍に行く

『花京院！頼む！このまま死ぬんじゃあない！』

花「,,,,,,,,,パデッラ」

彼の手が私の頬に伸び、触れる

彼は既に、時計台にエメラルドスプラッシュを放っていた

花「,,,パデ、ラ,,,,,,僕、は,,,貴方を、」

．

．

．

花「,,,“愛してる”,,,よ」

彼の最期の言葉

“愛してる”という言葉

『私もだ,,,‼Ti amo(愛してるよ)花京院,,,,,,！』

私が彼にそう伝えると

彼は微笑みながら、息を引き取った

『花京院！花京院！』

私は彼の名を叫ぶ

何度も、何度も

それでも、返ってくるのは静寂のみ

彼の手は、冷たかった

．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．

『花京院！』

思い切り起き上がれば、そこはベッドの上

あれは、夢だったのか

,,,どっちにしろ、彼があの時息を引き取ったのは変わりない

,,,自分の記憶のリプレイだった

リ「,,,姉さん。朝メシ出来たぞ」

それから少しすると
リゾットがドアを開けて、そう伝えてくれた

『あぁ、今行くよ』

,,,花京院、アヴドゥルさん、イギー

私は今、幸せだから

見守っててくれる？

今にも落ちてきそうな空の下で

私も貴方達が笑ってることを願ってるから