P.64 ページ17
.
咲良ちゃんとの電話を切りスマホを確認すると、何件かLINEと不在着信が残されていた。
『心配してるよね、』
パッと、LINEを開くと隼人くんからの通知もあったが
望からのLINEも入っていた。
望のトーク画面見るのいつぶりだろ。
望朝食ありがとな。美味かった。
絵文字のないシンプルな文章。
A朝食はしっかり食べないとダメだよ?三食の中で一番大事なんだから!
そう送るとすぐに既読がついて
望お前はおかんか。笑
なんて送られてきた。
『あ、隼人くんに連絡しないと。』
.
.
.
.
───次の日
その日はこの間よりも早い時間に出社した。
でもやっぱり既にいつものような嫌がらせ文章の紙が入っていて
『となると……夜か』
こんなに早く来てもセッティングされてるのであれば
みんなが帰った後に違いない。
『はぁー。今日は帰り遅くなるなぁこりゃ。』
最悪社泊しようかな。
.
.
.
そうしてあっという間に1日が終わった。
咲良「あれ?帰んないの??」
『あ、うん。
ちょっと仕事残ってるから』
咲良「何か手伝おうか?」
『んーん!大した仕事じゃないから大丈夫』
咲良「そっ?
あ、昨日西島さんには望くんの家に泊まったってこと言ったの?」
『あー…言ってない。
咲良ちゃんと飲み直してちゃんと家に帰ったって言っちゃった』
本当に何かあったわけじゃないけど、何となく言いづらくて隼人くんには嘘ついた。
咲良「おっけー。
聞いておかないと合わせらんないからさ?」
『ごめんね、気遣わせちゃうけど』
咲良「んーんっ!
実際望くんに投げてきちゃったの私だし」
『え、私投げられたの……?』
咲良「だって、後は俺やるからええでって言われたから
秒でおねしゃす!って言って引き渡したよね」
『ひどい…ちょっとは迷ってよ』
咲良「えーっ、ごめーん。
まっ、西島さんには内緒ってことで。
あんまり頑張りすぎないようにね?」
『ん、ありがとっ』
咲良「じゃ、お疲れ〜!」
→
316人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小瀧ふぅ____(?)(プロフ) - 続きを楽しみにしてます! (2020年4月3日 0時) (レス) id: e1a2be3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 続編が早くみたい、、、感情移入してしまって大号泣です (2020年4月2日 23時) (レス) id: 006f84bdda (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - 続編楽しみです! (2020年3月31日 22時) (レス) id: a6ba77e953 (このIDを非表示/違反報告)
mydai25(プロフ) - 続編が気になります! (2020年3月29日 11時) (レス) id: 6291c4635d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょびすこ | 作成日時:2020年3月17日 7時