買い出し ページ32
貴方side
ということでぽんぽん話が進みますよ〜
作「おいメタイぞ」
あ、ごめん
_
『買うものは風船と、カラーセロハンと…』
侑「買うもの多すぎやろ」
『我慢して!』
今は、結構大きめのホームセンターに来ている
『あとダンボールと…あ、ベニヤ板』
『絵の具とポスターカラー…』
侑「多いなぁ」
『私たちのクラスってやるのメイド&執事喫茶でしょ?まだまだ買うものはあるよ』
『…あと…標準語のレッスンだよ…?』ニヤァ
侑「アッ…」
『よしっ、早く買って帰ろう!』
侑「おん…」
***
侑「荷物持つわ」
『え、いいよ、半分こ!』
侑「…ん」
半分…というより3分の2侑が持ってくれた
『…はぁ、小さい頃から侑は優しいねぇ』
侑「喧し」
『そんなところも好き♡』
侑「…」
『私の精神に無言のナイフが突き刺さる』
***
教室
『買ってきましたぞー』
先生「おー」
『まだ文化祭まで1ヶ月あるのに今日から作り始めるのか…』
先生「あ、言うの忘れとったけど演劇やるで」
クラスの全員「…は??」
『え、劇?』
先生「白雪姫やるんやけど、配役決めんとな」
モブ眞「劇とか絶対やりたくないんやけど」
『白雪姫…』
銀「A白雪姫やればええやん」
『え?やだ』
モブ咲「霧秦なんだかんだ可愛ええしいいんやない?」
『えぇ…』
モブ野「ええやん、Aちゃん可愛ええし!」
『やだよ…』
モブ片「霧秦さんやりなよ〜」
『んー…』
白雪姫か…
侑「ええやん、やれば」
『はぁ〜?侑まで言う?』
『私そこまで美人ってわけじゃないもん』
侑「…いや…普通に可愛ええけど…」
『!』
『へぇ〜』ニヤニヤ
先生「リア充爆ぜろー」
『"まだ"違います〜』
『はぁ…』
侑にやればって言われたら断れないじゃん…
『わかった、降参。やるよ、白雪姫。』
先生「おぉ!ありがとぉ!」
モブ眞「楽しみやなぁ!」
『はぁ…』
モブ野「王子様役はどうするん?」
『誰でもいいんじゃない?』
侑「俺やってもええ?」
『へ?』
先生「お、宮やるか?」
侑「やります〜」
モブ片「珍しぃな」
侑「気分的になぁ」
『あとあと気分で後悔しなければいいけど…。』
116人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅映 花 | 作成日時:2020年8月10日 0時