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降谷side
赤井秀一の事を調査し続けた結果、生きているという確信を強く持つ。本業である公安警察として、あの男の身柄を確保すべく部下達に指示を出す。
「お前達の班は、俺と共に工藤邸に行く！」
「「「はい！」」」
「他の班は、ジョディ・スターリングもしくはアンドレ・キャメルの身柄の確保に迎え！」
「「「はい!!」」」
慌ただしく動き回る部下達を尻目に、携帯を取り出しメール画面を開く。送り先は“Aさん”。
安室今日はお迎えに行けません。気を付けて帰ってくださいね。
メールを終えて、携帯を仕舞おうとしたところで携帯が震える。画面を見ると彼女からの返信だった。
A私の事はお構い無く。貴方のやりたいことをやって下さい。
私は私のやりたいことをやります。
その内容を見て僅かに口角が上がる。
(俺のやりたいこと、成し遂げてやりますよ(ﾆﾔﾘ)
彼女の“やりたいこと”が少し気になったが、それは後で本人に聞いてみようと決めて、今やるべき事に集中する。
向かう先は────工藤邸だ。
──ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
＜はい……＞
「宅配便です！」
応答から少し待つと扉が内側に開いた。出てきた男は“沖矢昴”だ。
「こんばんは……初めまして……安室透です……」
「はぁ……」
「でも……初めましてじゃ……ありませんよね？」
玄関先で一言二言、目の前にいる沖矢昴と話をして室内に入れてもらう。
目の前の男の後に続いて廊下を進みながら、パッと視線を回りに向けた。
(玄関先に２台……。廊下に３台の隠しカメラか……)
リビングに通され、部屋の中央にあるソファに腰を掛ける。正面には、先程まで見ていたと思われるテレビ。流れている映像はマカデミー賞の中継だ。男は俺を案内したあと、一度部屋を出ていった。
(ここにも５台の隠しカメラ……)
少しすると紅茶を乗せたお盆を手に持ち、戻ってきた沖矢昴。お盆に乗った紅茶カップ、ポット等を机の上に順に置いていく男を眺めながら話をする。
「ミステリーはお好きですか？」
「ええ……まあ……」
「では、単純な死体すり替えトリックですけど……」
「ほぉー……ミステリーの定番ですね……」
男が自分の正面のソファに腰を下ろしたのを見て、話を続けるため姿勢を変える。自身の膝の上に両肘を置き、手の甲に顎をのせる。目の前の男を真っ直ぐに見据え、死体すり替えトリックを１つずつ暴きに行く＿＿。
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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最近頑張ってください応援しています (2021年5月1日 15時) (
レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - ベルモットさん» 作者の描写能力が乏しくて申し訳ありません。組織に加入した理由を簡単に説明しますと、組織を離脱する赤井さんの代わりに明美さんを見守る為です。シェリーのような感じで、夢主が仕事をする場面とはどういう意味でしょうか？理解力がなくて、申し訳ありません。 (2019年6月17日 23時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - あと、夢主人公が何故黒の組織に加入したのかが知りたいです。 (2019年6月17日 22時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 始めは動物系苦手でしたが、ストーリー性が深く吸い込まれる程で楽しくなって来ました。黒の組織絡みが良いですね。夢主人公が組織の仕事をしている場面をもっと見たいです。シェリーの様な感じで。 (2019年6月17日 22時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 彩音さん» コメントありがとうございます。苦手系の話にも関わらず読んで頂き、そして楽しいと言って頂いて作者も嬉しい限りです。応援も有難うございます。ルパン達との絡みは先の展開をお待ちください。今後とも楽しんで頂ける作品になるよう精進いたします。 (2018年7月1日 21時) (レス) id: 6ba5bde614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2018年6月5日 22時
