貴方のために出来ること part.6【名探偵コナン】

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どう対処するかを説明してくれる。優作さんが昴に変装して、工藤邸で待機。そのバックアップは探偵君。有希子さんは優作さんを変装させたら、優作さんとしてマカデミー賞に出席。秀一はジョディ達の方で、何かある可能性があるからそっちへ行く。


……私のいる意味は？


「お前は護衛役だ」


『ごえー？』


「優作さんとぼうやのな」


バーボンがここに乗り込んで来たときに、実力行使で来た場合の抑止力だと。


『組織としてなら実力行使で来るかもだけど、公安として来るなら、無理矢理はしないんじゃないかなー？』


「「「「え？」」」」


『ん？』


「……僕達、まだバーボンの正体が公安だって言ってないよ？」


「お前……、知ってたな？」


『うん。“警察庁警備局警備企画課所属、通称ゼロ”。本名は“降谷零”だよねー？』


「…………」


探偵君は口を半開きにした間抜けな顔で、私を凝視して固まってしまった。わー面白い顔(ﾆﾏﾆﾏ


「……何故黙っていた？(黒」


『ひょ!?』


探偵君は面白いけど、秀一はおっかない。黒いオーラが見える。ぴゃーっと彼から距離を取って、防衛態勢。


「……こっちに来い(黒」


『やだやだ！(ﾌﾙﾌﾙ』


「チェシャ？(黒」


『やだー！お兄さんは知ってると思ってたから、言わなかったんだもん!!(ｶﾞｸﾌﾞﾙ』


「何でお前h「二人とも落ち着きなさい」……」


お説教が始まりそうだったところに、優作さんからのストップが掛かった。今は先に準備をしようということになり、秀一から離れて、有希子さんの元で優作さんの変装を手伝う。……逃げたとも言う。


「猫ちゃん、手際良いわね。助かっちゃうわ」


『慣れてるからー』


「前に秀ちゃんが言ってた、“神出鬼没な協力者”って猫ちゃんの事だったのね」


『神出鬼没な協力者？』


「ミステリートレインでのことよ」


『あー。僕だねー』


シェリーを車室に連れ込んで、話をしてたのは有希子さんだったのか。そういえば、あの時の女性の声そのもの。気付かないなんて、我ながらアホだわ。


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