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「へぇ！よく知ってんな！」
「ということは強い呪いがいる可能性大だ」
「ま。大したこと無いわよ」
「あははっ。みんなやる気いっぱいだなー。ってことで！頑張っておいで！」
軽いノリで送り出された私達。野薔薇ちゃんの額には青筋立ってる。恵くんは憂鬱そうな表情だったけど、切り替えたらしい。悠仁くんはヤル気満々な様子。
そんな子達の後ろへ付いて病院内へ歩を進める。
現在、病院の廊下を野薔薇ちゃんと歩いているところです。二手に別れたんだ。その理由は簡単。
「また出た……何体目よ……」
『これで十三体目ですね』
「多い！廊下を曲がる度！扉を開ける度に居るわよ！？」
呪霊がめっちゃ多いんだ。このペアになった理由もあるにはある。大した理由じゃないけど。
まず私と悠仁くんは呪術が使えない。私は日輪刀を使い、悠仁くんは刃渡りの広い短刀の
恵くんは呪術を使う。彼の影から犬が出てきたよ。式神使いとかそんな感じだと思う。詳しいことはまだ聞いてない。
そして野薔薇ちゃんは五寸釘とトンカチを使った
呪術を使う恵くんと野薔薇ちゃんは、呪力が尽きたら戦闘不能になるじゃん？
特に野薔薇ちゃんの場合、五寸釘が無くなったら大変だと思うんだ。鈍器でもあるトンカチで、呪霊の脳天をカチ割って祓うしかない。……脳天カチ割らなくてもいいかもしれないけど。
例え呪力が残っていたとしても、格上相手の近接戦闘や対多数戦闘は難しいだろう。だってそういう体つきをしてないから。
というわけで、体力さえ残っていれば戦い続けられる私と悠仁くんが別れた。んで恵くんが悠仁くんと行くって言ったから、このペアになったのさ。
「奥は私が」
『では手前を片付けます』
野薔薇ちゃんの指示に従い、手前の呪霊を縦真っ二つに斬る。そうすれば手前の呪霊を倒したことで、奥に隠れていた呪霊への導線が出来
「芻霊呪法」
野薔薇ちゃんの五寸釘が一直線に飛んで行って呪霊を祓う。
「うん！結構息ピッタリじゃない？私達」
『ふふふ。そうですね』
野薔薇ちゃんの補助に徹しつつ、一匹二匹と呪霊を祓って行く。
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雪丗(プロフ) - 寝子さん» 神作者だなんて…((( ；ﾟДﾟ)))畏れ多いっ…！(;＞_＜;)作者の方こそ自分の作品を読んでくださる寝子様や読者様方に出会えてとても幸せです。本当にありがとうございます(*^^*) (2021年8月5日 22時) (
レス) id: a83da031ca (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 読み返し中です。爪痕を残していくスタイルです。こんなに面白い作品を書ける神作者に出会えて幸せです。これからも応援しています！ (2021年8月5日 16時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 十六夜さん» 御了承ありがとうございます(^^)そうなんですよ。最強の目には敵わないんです(笑)声援もありがとうございます(*^^*)これからもよろしくお願い致しますm(__)m (2021年2月11日 15時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜(プロフ) - はい！もちろんです！そうですよね、五条先生なら絶対にすぐ気づいちゃいますね！なにせ最強ですしw更新楽しみに待っていますね！これからも楽しく読ませていただきます！頑張ってください！ (2021年2月9日 0時) (レス) id: d92903b6b1 (このIDを非表示/違反報告)
雪丗(プロフ) - 十六夜さん» チェシャ猫での戦闘ですが、変装し正体を隠して…というのは、目の良い五条先生が居るので即バレするとの考えに至りました…。チェシャ猫テンションで暴れまわるならば可能かと。そちらでもよろしいでしょうか？(>_<) (2021年2月6日 21時) (レス) id: 61bafc2705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2021年1月4日 22時
