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それを聞いた入間は困惑し「それって……」と詰まらせながらも言葉を続けようとした。そんな入間を遮り
「でもね！こんなにちゃんと遊んでくれたのは入間ち達が初めて！」
声をあげる。クララは「だからね……」と手を弄り「あのっ……」と視線を彷徨わせながらも、入間へ視線を戻し遠慮気味に
「また……一緒に遊んでくれる……？」
と願い出た。そんな彼女へ「うん！」と入間は笑顔で了承を返す。その答えがとても嬉しかったのだろう。クララの表情は満面な笑顔で、ハート型の尻尾が左右に揺れる。
「や、止めましょう入間様……！アホが移りますっ……！」
と水を差すのはアスモデウスだ。現在進行形でまともに動くことは出来ないが、クララ達の話は聞いていたフィリアとアスモデウスの２人。
だがアスモデウスが入間を止めようとする理由は、もう一つあって
「それにシュリーヴが死んでいます……」
『こ、ころさないでくださ……、か、ろうじて、いきてま、す……』
「フィリアギリギリ！？」
フィリアが死にかけているからである。体を引き摺るように動くアスモデウスとフィリアを見たクララが
「アズアズもフィリアぽんも復活した！？遊ぶ！？地獄の魔ラソンやろー！」
と、今の２人には拷問のような事を言って退けた。
それを聞いて「い゛っ！？」と顔を引き吊らせるアスモデウスと『こ、殺されるっ……！』と自分の両腕を抱き締めて震えるフィリア。
「きょ、今日は止めとこうか！？」
そんな２人に救いの手を差し伸べられるのは入間だけである＿＿＿＿。
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雪丗(プロフ) - ちこりぃさん» ありがとうございます(^^)そう言って頂けますと、この作品も報われます(*^^*) (2021年7月20日 10時) (
レス) id: fa8523d4cc (このIDを非表示/違反報告)
ちこりぃ - …いや普通におもろいですやん (2021年7月19日 23時) (レス) id: 8ef3002cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪丗
| 作成日時：2020年8月6日 21時
