B A B Y エ イ ト ７

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「うん、すごい凄い！赤ちゃんの髪の毛見えてきたからね〜、もうちょっともうちょっと！」




亮「……っ……はぁ''ーっ……いたい''っ、……」




大「痛いな痛いな。上手やで、」



青「これが赤ちゃん？」



「うん、これが赤ちゃんの頭。今ママ頑張ってるからね、」



青「赤ちゃん髪の毛ふさふさ！」



助産師さんとか、子供たちの声を聞きながらも亮ちゃんに声をかけたり汗拭いたり身体摩ったりして。

毎回毎回、頑張って必死に息む亮ちゃんを見ると涙腺も緩くなって。



大「うん、すごいすごい。もうすぐやってよ、」



亮「…ぅんっ、……はあ…………ふぅっ…ん''ーっ……!!」



「すごい上手上手！そのままそのまま！もう1回息んで赤ちゃんの頭出しちゃおう！」



亮「…はぁはぁっ、……んーっ……ん''ん''っ、…」



「うん、赤ちゃん首まで出たよー！もう可愛いお顔見えるからね！」

「そしたら体起こして、赤ちゃん取り上げよう！もう短く息吐くよー！」



疲れきってる亮ちゃんの体を支えて、体を起こして。

俺の肩を一生懸命掴んでくる亮ちゃんの腕さすりながら、一緒に呼吸合わせて。

もうちょっと、もうちょっと……。




大「亮ちゃん短く息吐くよ。はっ、はっ、はっ、はっ…」



亮「……はっ、……はぁ、……はぁぁ、」



「もう赤ちゃん出るよー！はっ、はっ、はっ、」



亮「…はっ、はっ、……ぁあぁああ''っ……」



……ﾝｷﾞｬｯ…………ｵｷﾞｬｱｯ…



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橙「うわぁ！ぷにぷにしとる！」



大「笑かわいい？」



赤「やっと女の子やもん！そら可愛いわ！」



生まれてからへその緒も三つ子に切らせてもらえて、体も綺麗にしてもらって亮ちゃんの元に来てくれた妹に兄弟みんな、デレデレで(笑)

6人目にしてやっと、女の子やからもう可愛くて可愛くて仕方ないよな(笑)

ほっぺ触ったり、手握らせてみたり、亮ちゃんが授乳してる間もずーっと可愛い可愛いって言ってて。



こんなに過保護なお兄ちゃんがいたら、きっとこの子も幸せやな(笑)



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