大丈夫。VI 第３章

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大「でな？」



忠来「うん？」



大「忠来と叶忠と忠音に弟か妹が出来ることになってん。今、ママのお腹の中に赤ちゃんがいるんよ。」



忠音「赤ちゃん？忠音にぃに？」



亮「うん、そやで。」



忠音「ほんとに？！やったぁ!!!」



大「笑やから、これからはママのお手伝いしてほしいん。赤ちゃんが大きくなるとママのお腹も大きくなるんよ。お腹大きいまま立ってるんしんどいやろ？やから、お皿洗ったり洗濯畳んだりパパがいない時はパパの代わりになって欲しいん。」

「どう？出来る？」



忠音「うん！出来る！」



忠来「俺も!パパよりも頑張る!」



叶忠「パパよりもお手伝いするもん!!」



大「ホンマに？ありがとう」



亮「あとな、もう1つ約束して欲しいん。ママのお腹に赤ちゃんが居ることはまだみんなの前で言わんといて？ママがええよって言うたら言うてもええけど、それまでは言わんといて？」



大「学校の先生にもお友達にも。ヤスとかすばるくんとかには話してええけど、それ以外はアカンで？出来る？」



忠音「出来る！分かった！」





うん、子供たちも無事にお兄ちゃんになってくれそうやし良かった。



子供たちに話して、そのあとすぐにグループメールに病院で貰ったエコー写真と共に「4人目できました!!」ってメッセージを添えて報告した。

もちろん、めっちゃ絵文字使って豪華にした。

みんな喜んでくれて、早くも女の子か男の子かっていう話し合いも始まって。



これから約10ヶ月、大変なことも多いと思うけど無事に元気に生まれてきますように。。。





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