3 6 / 忘 れ た 頃 に ページ17
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亮「やっぱ10月の海は寒いって」
智「沢山着てきたからいいでしょっ、ほら、ブランケットもあるしさ」
亮「せやけどさぁ……」
智「それにね、今の時期に海に来ようなんて思う人間いないでしょ?俺と亮ちゃんの大事な時間を邪魔されたくないから、このぐらいの時期の方がいいんだよっ」
亮「そう?」
亮ちゃんがプロポーズの話を忘れたであろう頃
亮ちゃんと2人で海にやってきた。
砂浜に2人で並んで座って、ブランケット掛けて冷えないようにして。
流石に10月の海はめっちゃ寒い。
服のポケットには、しっかり指輪を入れて。
智「ねぇ亮ちゃん?」
亮「んー?」
智「亮ちゃんと初めて会った時、俺ね亮ちゃんは絶対年下だと思ったの。」
亮「うんw」
智「だってさ、あんなにちっちゃくて可愛くて天使の声でさ。年上だって分かった時ね、亮ちゃんのこと凄いなぁって思った。あんなにちっちゃい体で歌って踊ってテレビ出て。天才的じゃない?」
亮「そぉかな?」
智「そうなの。だからね、亮ちゃんと付き合えるってなった時、めっちゃ嬉しかった。」
「NEWSにいる時も、抜けてからも亮ちゃんはずっと俺のこと引っ張ってくれてさ。デートもあんまり行けなくて、彼氏らしいこと出来てないけど、俺は亮ちゃんのことならどこにだって行ける。」
「亮ちゃんが、ハワイに住みたいって言ったら俺はハワイに家建てちゃうぐらい亮ちゃんのことが好きなのね。」
亮「……うん」
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作者名:しょーゆぽんず | 作成日時:2020年5月31日 19時