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スーツの男に連れてこられたのは.....
太輔「っ?!」
美羽「そんな.....」
渉「春佳!!!」
裕太「くそっ」
春佳が目の前にいる。
でも、ぐったりとした様子でいて、
優生「鏡花はいい子だもんね。どう?親友がこんな姿になっているのを見て。」
思った以上だった。
優生は私や、ここにいる裕太さん、藤ヶ谷さん、北山さん、渉さんのことを狙ってくると思っていた。
まさか春佳をこんな目に合わせるなんて。
優生「俺もだてに強化の付き人やってたわけじゃないよ。強化が一番苦しむことくらい予想つく。でもね、鏡花。」
優生はそう言って私に近づいてくる。
私は目の前の裕太さんの洋服をつかむ。
優生「俺は鏡花の味方だよ。今ならオーナーも許すって言ってくれてるんだ。1っ週間の期間をもらえたのだって俺のおかげなんだよ?」
優生「もう十分遊んだでしょ?」
裕太「こいつの言うこと聞くんじゃねーぞ。」
優生「ねぇ鏡花?俺オーナーに怒られたくないよ。」
だんだんと視界がゆがんでくる。
こういう時に限って優生ん言葉しか聞こえてこない。
怖い。
優生「鏡花次第だよ。」
私の選択が
こんなにも重いなんて、
優生「鏡花。」
せっかくみんなといるって決意したのに。
すると裕太さんが突然振り返った
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作者名:RiNNA | 作成日時:2019年8月11日 23時