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２． ページ2
その日は裕太さんのお家にお邪魔していた。
お邪魔というか、住んでいるというか。
まだ住んでいるなんてなれなくて恥ずかしい。
裕太「寝ないのか？」
美羽「寝ます。」
寝るときは決まって裕太さんが私を抱き枕のように抱きしめて眠る。
私はされるがままでうまく身動きできなくて苦しい時もあるけど、裕太さんの体温に安心していつもよく眠れている。
美羽「今日はありがとうございました。」
裕太「何が？」
美羽「ドレスとか、、、」
裕太「そんなのどうってことない」
美羽「ちゃんとドレス代返します。」
裕太「気にしなくていいよ。」
美羽「そういうわけにはいきません。」
裕太「気長に待ってるよ。」
美羽「裕太さんにああやって言ってもらえていなければ逃げだしてました。どんなにきれいにしてもらったって心が死んでしまっては何もする気にになれません。」
裕太「そうか。」
美羽「裕太さんは私が生きる意味ですから。」
なんて
裕太「えっ？」
面と向かって裕太さんに言える勇気はない。
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年8月11日 23時
