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裕太さんに連れられて見た目がましになった私はお店に戻るとたくさんのお客さんに囲まれた。
かわいいだのきれいだの。
そんなこと言われなれていない私はうまい返しなんてできるはずもなく、
あたふたしているときに助け舟を出してくれるのはこのお店の売れっ子ホストさんたちで
宏光「初心者だから手加減してあげてね。」
太輔「かわいいでしょ、だれにもあげないよ。」
裕太「堂々としてろ。」
おかげでだれも私に過剰に近づいてくる人はいなくて、
お客さんも私に近づけないと分かって帰っていく人もいたとか。
裕太「ほんとそういうところ自覚ないよな。」
美羽「すみません。」
太輔「いいんだよ、逆に慣れてたら怖いよ。」
宏光「また合同の営業日あるだろうからその時は俺たちといようね。」
美羽「お気遣いありがとうございます。」
そんなこんなで無事に営業は終わり、私たちのテーブルがその日一番の売り上げだったらしい。
それを面白く思わない人もいることを忘れてはいけない。
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作者名:RiNNA | 作成日時:2019年8月11日 23時