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47. ページ47

外に出ると当たり前のように車があってそれに乗り込むと車はスムーズに進んでいく。


社内では特に会話はなかった。


でも居心地が悪くはなかった。





裕太さんは何も言わない代わりに、ずっと手をつないでいてくれて




誰かのぬくもりを感じていられることがこんなにも安心することなんだって初めて知った。





裕太「ついたぞ。」




そっけなく言って裕太さんが車を降りると、車を回って私が車を降りるのをエスコートしてくれた。



美羽「ありがとうございます。」




裕太さんに手を取ってもらって車から降りると、そこには見たことがない景色が広がっていた。





よく考えると、私が記憶のある間で外に出たのは今日が初めてだったらしい。


車を降りた目の前にはなんだか高級そうな建物が並び、思わず立ち止まっていると、




裕太「どうした?」



裕太さんに声をかけられて初めて自分が外の景色に夢中になっていることに気が付いた。





美羽「すみません。」






そのまま裕太さんに手を引かれて建物中に進んでいった。

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RiNNA(プロフ) - 黄色好きさん» コメントありがとうございます。更新速度遅いのですが頑張って最後まで書きますのでどうか最後までよろしくお願いします! (2019年5月30日 11時) (レス) id: aff60f75ac (このIDを非表示/違反報告)
黄色好き - いい話です。最初に居たお店のせいで、痛い目に遭いながらも接客とかするのって、嫌ですよね。私も同じ事になったら絶えられないです。でもある3人の優しい男達に出会って、助けてもらって、世話になり、守って貰うって素敵です。続き待ってます。 (2019年5月30日 0時) (レス) id: f0b607ac31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RiNNA | 作成日時:2019年5月8日 9時

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