公園 ページ33
裕太side
打ち合わせを終えると優紀さんは一人でどこかへ出かけてしまった。
園部「追いかけないの？」
裕太「え？」
園部「近くの公園に行ったんだと思うよ。」
裕太「何しに？」
園部「たそがれに？」
裕太「なんで疑問形なんですか。」
どうやら打ち合わせ終わりに公園へ繰り出すのは優紀さんのルーティンらしい。
打ち合わせでの優紀さんからはうちのブランドに対する愛情と誇りを強く感じた。
気が付いたら優紀さんを追いかけようと外を走っていた。
今日を逃したらもう優紀さんに会えないように感じた。
通りかかった公園の滑り台の上に人影が見えた。
その人が優紀さんである確証が得られなくて公園の入り口で様子をうかがっているとその人は滑り台を降りて公園を出て行ってしまった。
誰もいない公園に入ってさっき人が座っていたところへ座ってみた。
こんなに空を広く感じたのは初めてだった。
月がきれいに見えている。
僕は月に見守られながら今日の出来事を振り返っていた。
？「やっぱり。」
そこには滑り台の下から僕を見上げている優紀さんが居た。
優紀「どうぞ。」
丁寧に缶コーヒーまでもらってしまった。
裕太「ありがとうございます。」
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たゆ - お疲れ様でした！今回の作品も楽しく読ませていただきました。RiNNAさんは更新も速いのでとても嬉しく思います！ただ…誤字脱字が少々気になりました。こんな事言ってごめんなさい…。また楽しみに待ってるので、頑張って下さい！ (2019年2月17日 1時) (
レス) id: fe51da5a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年2月9日 19時
