デザイン ページ31
裕太side
中に入ると壁一面カラフルな布の筒で囲まれた空間だった。
まるでここだけ異空間のようだった。
部屋の真ん中に大きな机と何台かマネキンが並んでいた。
机の上には紙が散乱していた。
覗いてみると
裕太「これって！」
園部「デザイン画だ。」
裕太「うちの洋服？」
中には見覚えのある洋服の画も何枚かあった。
園部「ここはうちのブランドのデザインを描いているアトリエだ。壁一面を埋め尽くす生地から選んで実際に一着作ってみて商品にできそうかどうかここで最初に判断される。」
裕太「そうだったんですね。」
うちのブランドの服を製造する場所にこんなところがあったなんて。
園部「寝てるのか？」
裕太「誰かいるんですか？」
園部「今日はもともと新しいレディースラインの打ち合わせがあって、お前の意見も欲しいと思って俺の独断で連れてきた。」
裕太「デザイナーさんですか？」
園部「そんな感じだな。今日打ち合わせする奴はレディース専門なんだ。」
裕太「専門。」
園部「メンズは僕が中心に考えている。でもな、レディースを作るのには男じゃ限界があって、うちのブランドをよく理解してくれている女性に手伝ってもらえないかと頼んだんだ。」
園部さんの言うことは納得できた。
男がレディース考えるのには限界がありそうだ。
うちのブランドをよく理解してくれている女性。
そういわれると優紀さんんしか思いつかない。
"違う形でうちのブランドで働かないかって誘ったよ"
？「園部さん、いきなりにもほどがありますよ。」
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たゆ - お疲れ様でした！今回の作品も楽しく読ませていただきました。RiNNAさんは更新も速いのでとても嬉しく思います！ただ…誤字脱字が少々気になりました。こんな事言ってごめんなさい…。また楽しみに待ってるので、頑張って下さい！ (2019年2月17日 1時) (
レス) id: fe51da5a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年2月9日 19時
