可能性 ページ30
裕太side
裕太「それってもしかしたら僕が優紀さんと一緒に働けていたかもしれないってことですか？！」
園部「まぁ、そういうことだね。」
そういうことだねって。そんなナチュラルに。
そんなこと園部さんが考えていたなんて。
裕太「誘ったんですか？」
園部「いや、誘わなかった。」
裕太「どうして。」
園部「モデル嫌なんだなってわかってたから。高木の誘いを断った時点であきらめてたよ。」
裕太「そうだったんですか。」
園部「あ、でも、違う形でうちのブランドで働かないかって誘ったよ。」
裕太「違う形？」
園部「あぁ、違う形。」
裕太「違う形って何ですか。」
結局うまくはぐらかされてしまって園部さんはその答えを教えてくれなかった。
閉店時間を迎え、作業をしていると奥から
園部「裕太ー！」
裕太「はい！」
園部さんがこちらに顔をのぞかせて
園部「この後予定ある？」
裕太「ないいですけど。」
園部「ちょっと付き合え。」
裕太「えー残業？」
園部「来なくてもいいけど後で後悔するぞ。」
そんなこと言う園部さんがなんだか怖くて「行きます」と答えていた。
園部「ちょっと移動するぞ。」
裕太「了解です。もう少しで閉店作業終わるので待ってください。」
もうすかっり暗くなった街をどこに行くのかもわからいまま園部さんについていった。
園部「ここだ。」
そこはアトリエのようなところだった。
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たゆ - お疲れ様でした！今回の作品も楽しく読ませていただきました。RiNNAさんは更新も速いのでとても嬉しく思います！ただ…誤字脱字が少々気になりました。こんな事言ってごめんなさい…。また楽しみに待ってるので、頑張って下さい！ (2019年2月17日 1時) (
レス) id: fe51da5a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年2月9日 19時
