飛躍 ページ29
裕太side
店員のモチベーションは下がっていてもお店は順調だった。
レディースラインができたことで女性のお客さんも増えて以前にもましてうちのブランドは盛り上がっていた。
優紀さんは相変わらずネットで商品を購入している。
まぁ、このブランドに興味がなくなったわけじゃないし、まだましだよななんて思っていた。
最近ふと気になっていたのは、レディースラインをつくることになったきっかけだった。
裕太「園部さん、質問いいですか？」
園部「いいよ。」
裕太「どうしてレディースラインを作ろうと思ったんですか？」
疑問をぶつけてみた。
園部「優紀さんがきっかけだよ。」
園部が口にしたのは優紀さんの名前だった。
優紀さんはこんなにもうちのお店に影響力のある人なんだ。
いつかうちのお店に来てくれた時はこの話をしたい。
うちのレディースラインができたのは優紀さんのおかげなんだよって。
それを聞いたら優紀さんはどんな反応をするんだろう。
きっと「大袈裟ですよ」なんて謙遜するんだろう。
その姿を想像するだけで愛おしかった。
園部「ほんとうは優紀さんにレディースラインのモデルをしてほしかったんだ。」
園部さんは爆弾をぶっこんで来た。
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たゆ - お疲れ様でした！今回の作品も楽しく読ませていただきました。RiNNAさんは更新も速いのでとても嬉しく思います！ただ…誤字脱字が少々気になりました。こんな事言ってごめんなさい…。また楽しみに待ってるので、頑張って下さい！ (2019年2月17日 1時) (
レス) id: fe51da5a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年2月9日 19時
