パートナー ページ19
優紀「あの、園部さんと高木さんのご関係って？」
園部「僕のカットをお願いしてるんです。」
高木「僕のお客さんなんですよ。」
園部「もとはと言えばお前の頼みだけどな。」
2人はとても仲良さげに昔話をしてくれた。
高木「まだ僕が売れないスタイリストだった時にお客さんとしてカットさせてもらっていたんです。」
園部「そのくせしてきっちりお金とるんですよ。」
高木「そりゃあ商売でやってますからね。」
園部「僕も優紀さんみたいに街を歩いてるときにナンパされたんですよ。僕に髪を切らせてくださいって。まるで告白でもするような勢いで言ってきたの今でも覚えてるよ。」
高木「そりゃあ緊張するだろ？まだ名のないスタイリストに髪切らせてくださいなんて言われて許してくれる人なんてそうそういないんだから。」
優紀「そうなんですね。」
園部「こいつ、今度は女性をスタイリングできるようになりたいって張り切ってて、さっきもこの間かわいい人見つけて僕のイメージにピッタリだったからスカウトしたって自慢気に話してて。」
高木「おい、恥ずかしいだろ。」
園部「いいやつですよ。信頼していいと思います。まぁ僕に言われても説得力なんでしょうけど。」
優紀「でもお忙しそうだしカットしてもらうのは難しいのかななんて思ってます。」
高木「もしかして予約しようとしてくれてました？」
優紀「はい。でもネット見たらいっぱいで。」
高木「今度ご都合いい日に美容院までお電話ください！調節するのでぜひ切らせてください！」
優紀「わかりました。」
園部「空には男性にも人気あるからうちの洋服来てもらって宣伝してもらったりしてるんですよ。」
高木「これでやっと借り貸しなしになったよな。」
園部「そうだな。」
2人はとても仲がいいみたいです。良きパートナーなんだなっていうのがすごく伝わってきた。
裕太「おはようございます。」
園部「お、おはよう。」
高木「よ。」
裕太「優紀さん！もうお会計しちゃいましたか？！」
優紀「いえ。」
園部「お前のために時間稼ぎしといてやったぞ、感謝しろよ。」
裕太「ありがとうございます！優紀さん、ちょっと待っててくださいね、すぐに準備しますから！」
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たゆ - お疲れ様でした！今回の作品も楽しく読ませていただきました。RiNNAさんは更新も速いのでとても嬉しく思います！ただ…誤字脱字が少々気になりました。こんな事言ってごめんなさい…。また楽しみに待ってるので、頑張って下さい！ (2019年2月17日 1時) (
レス) id: fe51da5a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年2月9日 19時
