女性 ページ15
裕太side
今日は店舗移動してから初めての営業の日だった。
開店初日ということもあってかなり忙しくなることが予想された。
案の定、開店と同時に店内はお客さんで溢れかえった。
最近では男性のお客様も増えてきて、"いつもインスタで見てます"とか、"お兄さんが来てる洋服ってどれですか？"って言われることも増えてきて、アパレルショップの店員をやることにやりがいを感じている。
いまだに困っているのは俺を好きだと言ってくれるファンの人たちに対する対応だ。
お店の中が俺のファンで溢れかえっているのはお店的には販売機会を失っていると思うし、うちのブランドの服を求めてお店にやってきてくれる人にとっては迷惑な話だろう。
俺はこのブランドの洋服を好きだと言ってくれるお客さんを大切にしたいと思っている。
そんなことを思っていると、このお店に来ようとしている女性が振り返って帰りそうになっているのが見えた。
俺の周りに群がっていたお客さんを振り払ってその女性を追いかける。
追いかけているとその後ろ姿に見覚えがあった。
裕太「優紀さん？」
その女性が振り向くとやっぱり優紀さんだった。
裕太「お店に入らないんですか？」
そう尋ねると優紀さんは
優紀「人がたくさんいて入れそうにな肩からまた日を改めようと思ってました。」
やっぱりこうやってお客さんを居づらく感じさせてしまうのは店員として申し訳なかった。
裕太「失礼いたしました。中までご案内いたしますよ。」
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たゆ - お疲れ様でした！今回の作品も楽しく読ませていただきました。RiNNAさんは更新も速いのでとても嬉しく思います！ただ…誤字脱字が少々気になりました。こんな事言ってごめんなさい…。また楽しみに待ってるので、頑張って下さい！ (2019年2月17日 1時) (
レス) id: fe51da5a46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNNA | 作成日時：2019年2月9日 19時
