ぎこちない二人。-W.Y- ページ12
キスブサの横尾先生が可愛くて！
あと、お友達の横尾担と横尾先生が絡んだら可愛いだろうな〜と妄想してつくりました！w
登場人物設定にて、あなたの名字を登録してください。
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-you side-
私は…今とてつもなく逃げ出したい。
『(人2)さん…？』
もう少しで入試。
教室で１人、残って勉強していた私に
横尾先生に話しかけられた。
まだ残っていたのか…？
____
横尾先生の第一印象は、
目がスーッとしてて身なりもきちんとしてて
怖そうな先生…だった。
学校では大人しめなポジションな私にとって苦手かもな〜と思ってたのに。
入学して初めての横尾先生の授業の自己紹介でその第一印象ははがれた。
横「初めまして。横尾渉です。担当教科は、日本史です。教師になりゃたて…」
ざわざわとする教室。あちらこちらで今、噛んだ？という声が聞こえる。
横「…ゴホン、教師になりたてなので不安もありますが、よろしく。」
口に手を当ててクスクスと笑いを堪えるクラスメート。
怖い人じゃ…ないのかな？
横尾先生は、たまに授業中に噛んだりして生徒たちの間では授業中に何度噛んだのか数える生徒もいたり…
先生は厳しいけれど、噛んで弄られたりして
『やめてくれよ〜』だとか…
先生は滑舌を直したいらしく、噛んだら小テストをする前にいつもは勉強する時間ないのにくれたりとわりと接しやすい先生だった。
それなのに、私が逃げ出したい理由は…
先生のそのギャップが好きで、先生のこと好きになってしまったから…
話しかけられたのはすっごく嬉しくて仕方ないけれど…ほとんど話したことがないから緊張しすぎていつも以上に声が出ない。
俯いて口を動かすけど、聞こえてなくて
横「(人2)さん…？」
なんて心配かけてる。
横「どした…？」
顔、覗き込まないで！…心の中で叫ぶ。
絶対赤い…
A「だ、大丈夫ですから！」
目をギュッと瞑って精一杯の大声。
なにが大丈夫なのか自分でも分からないけどこの状況を逃れたくて必死だった
横「……そっか、
……ふはっ…」
…？笑ってる…？
気になって見上げてみる。
上がった口角を隠して鼻で笑ってる…目は堪えるような目。
〜っ///は、恥ずかしい…
表現するとしたら、頭から湯気がでるくらい恥ずかしい。
横「…くくっ………あ、ごめんごめん…急に話しかけて戸惑ったよな？勉強頑張れよ。邪魔して悪かった」
先生は言い残すと、スタスタと教室を出て行った…
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作者名：いくみるく | 作成日時：2014年12月9日 16時
