頑張ろう-W.Yside- ページ7
渉「えっ?あぁ、ごめん。」
ニ「怒る気ないでしょ?ふふっ、応援するからね!」
渉「あぁ、ありがと」
俺は心に決めた。あの子とは所詮ファンとアイドル。あの子がテレビに映る俺を見てくれているのなら…頑張れる。それだけで構わない。
俺がバラエティーや音楽番組にでたときにあの子が喜んでくれるのなら。笑ってくれるのなら。1人のファンなんだから。ニカは俺の恋を応援するなんて言っていない。芸能人として応援してくれているんでしょ?
二「わったー、何難しい顔してるの?」
渉「あ、ごめん…」
どうやらひとりで眉間にしわを寄せて頷いていたらしい。ブランケットをまだ抱きしめながらニカが顔を覗いてきた。ふんわり漂ったニカの匂い。ニカは別に香水なんてつける奴じゃないから、きっとシャンプーだろう。
ニ「今年のコンサートでまた会えるといいね、わったー」
渉「うん」
そっかコンサート…Aちゃんが来てくれるなら、ファンサだってできるんだな。俺を見てにっこり笑う顔を見たい。そう言えば、夜の公演が終わったらコンサートの最初の打ち合わせだ…
渉「今日の打ち合わせ、頑張ろうな!」
ニカが嬉しそうにニッと笑って大きく頷いた。まだコンサートまで5ヶ月あるけれど、キスマイのみんなやスタッフでファンに喜んでもらえるように必死で練るんだ。今回はいつも以上に意見をたくさん出そう、そう決意してニカとどんなコンサートしたいかって話し合いを始めた。
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いくみるく(プロフ) - ソフィアさん» ソフィアさんはじめまして!今、コメント気づきましたごめんなさい(;_;)ありがとうございます!構成とかをいろいろ練っております。ご期待に答えられるような小説にしていきたいと思います (2015年1月12日 12時) (レス) id: c8171d93f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - ゆーっくり更新でも気長に待ってますから、素敵なお話書いてくださいね。ご無理なさらぬようにね。 (2014年10月29日 9時) (レス) id: 863ff65edb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくみるく | 作成日時:2014年9月20日 1時