君の名前 ページ5
-T.Nside-
わったーが寝ているソファとは違うソファに横になり、スマホを意味もなく弄る。
『ブーブー』
突然手の中の機械がなり、少しビックリした。
マネージャーからのメールだ。
俺はニヤついてたんだろうな〜スタッフさんに『二階堂さん、どうされたんですか？』
って聞かれてしまった。
ニ「ちょっと嬉しいお知らせが来たの！」
また新人さんで俺より年下のスタッフさんにそう返した。
『そうですか、良かったですね』爽やかな笑顔で返されたと思ったら、違うスタッフさんに呼ばれて楽屋から出て行った。
『dear 二階堂さん
さきほどの座席番号の方、分かりました。
横尾さんのファンの方のようで(人1)Aさんです。これから仕事があるので返信遅くなります、申し訳ありません』
へ〜Aちゃんかぁ…
わったー起こして知らせよ！
ニ「わったー！！わったー！」
いつもなら、寝ているわったーを起こす勇気なんて無いけれど、今回は起こしてもきっと怒らないだろう
わったーはいつも持ち歩いているブランケットに包まれて寝ていた。元々、寒がりだけど、寒いなら厚着してくるわったーなのに…寝るときだけはブランケットに包まれるのが好きみたい。
まぁ、ほとんどわったーは楽屋で寝ないからな。北山にいつも貸してあげてる。雑誌の撮影のときに仮眠で寝ちゃったり、疲れているときに数分でも寝るからってときだったり。
そんなブランケットを引き剥がした。すると、目をパチッと開けてキョロキョロと寝ぼけた目でブランケットを探している様子
渉「ニカ！何やってんだ！」
ニ「へへっ…………(人1)Aちゃん！！」
渉「は？誰だそいつ」
ニ「そいつってことはないでしょ？そっきの女の子の名前だよ！」
渉「ハアアァッ？！」
-W.Yside-
ちょっと待って？さっきの女の子？なんでニカが名前知ってるの？…そう言えば！！さっきなんか座席聞いてきたな？！？！
渉「二階堂！お前なぁ！」
起こされた怒りもあるのかいつもより大声で怒鳴った。でも、ニカはにこにこしていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いくみるく(プロフ) - ソフィアさん» ソフィアさんはじめまして！今、コメント気づきましたごめんなさい(；＿；)ありがとうございます！構成とかをいろいろ練っております。ご期待に答えられるような小説にしていきたいと思います (2015年1月12日 12時) (
レス) id: c8171d93f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィア(プロフ) - ゆーっくり更新でも気長に待ってますから、素敵なお話書いてくださいね。ご無理なさらぬようにね。 (2014年10月29日 9時) (レス) id: 863ff65edb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いくみるく | 作成日時：2014年9月20日 1時
