七色な彼らで妄想

移行につきお祝い小説/初夜3 ページ35

(人1)「ちょっと！やめてよ〜」

(人3)「やだ〜」

(人1)「もう！貸して」

俺から取って自分で洗い始める(人1)。

(人1)から離れて湯船に浸かる。ふー気持ちいい。(人1)も洗い終わったらしく、湯船に入ってくる。なんか距離取られた

(人3)「(人1)〜こっちおいで」

子供みたいに抱き寄せる。お、今回は大人しいね。背中にソッと唇をつける。

(人1)「ねぇ(人3)」

(人3)「ん〜？」

(人1)「引っ越し、もうちょっとで出来そうだよ」

(人3)「ふーん、そうなんだ。待ってたよ〜」

俺がプロポーズしてから(人1)は俺の家に住むことに決めたんだよね。でも(人1)は片付け嫌いだから時間かかっちゃって…嬉しいな〜新婚だもんね！

(人1)「ていうか、恥ずかしいんだけど」

(人3)「…(人1)先上がって？」

(人1)「うん、分かった」

俺から離れようとした(人1)の腕を掴んでほっぺにキスしてみた。一瞬耳が赤くなって湯船から出た。可愛い〜
はぁ…ほっぺにして良かった〜恥ずかしいなんて言ったらムラってしちゃったじゃん…

しばらくしてから俺も上がった。

(人1)「(人3)〜はい、水」

(人3)「ん、ありがと」

なんか幸せすぎてさっきから俺たちフワフワしてる気がするなぁ…(人1)はもう髪乾かしちゃったか…もう、いいよね？俺にはし過ぎってほど我慢したし

(人3)「(人1)」

(人1)「ん〜？」

振り返った(人1)にちょっと強引にキスしてみたら、何が起こったの？ってボーッとしてる

(人3)「ベッド行こ。もう我慢の限界」

(人1)「はいはい、よく頑張りました」

(人1)にはもうお見通しらしい。悔しいから抱き上げてベッドに投げるように沈める。

(人1)「ちょっと〜優しくしてよ〜」

(人3)「うるさい、黙って」

真剣な顔して言うとすぐに黙る。

(人3)「いただきま〜す」

(人1)「もー」

そっとキスしてだんだんお互いに噛みつくようなキスになる。(人1)の口から漏れる息が妙に色っぽくて…早くも繋がりたいなんて思ってしまう。あ…指が絡んでくる。一旦唇を離す

(人1)「…どしたの？」

(人3)「いや、指輪が嬉しくて」

(人1)「そんなこと？」

(人3)「そんなことじゃないから。俺にとってはすげー嬉しいんだけど？(人1)はそうじゃないの？」

(人1)「…嬉しいに決まってるじゃん」

(人3)「良かった〜」

(人1)の左手を手にとって指輪にソッとキスする。そしたら(人1)がクスッて笑って俺の指輪にも返してくる。
今度は『(人1)、愛してる』って言ったら『私も』って返ってきた。

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