七色な彼らで妄想

W.Y/お祭り2-you side- ページ23

渉が別人みたいなんだけど…相変わらず冷たいし怒るけど優しい？お母さんみたいじゃなくて…

渉「どしたんだよ？何か変？」

(人1)「いやなんか優しいから…」

渉「なんだよ、いつもと変わらないだろ」

そうだけど。いつもはお母さんみたいに優しいっていうかなんか子供扱いみたいな感じなのにな…今日はなんか彼女として扱ってくれてる感じ？



焼きそばとか唐揚げとか食べてから渉が花火の時間って言うから花火がよく見えるところに連れてってくれる

う、ちょっと痛む…でも花火見たら帰るだけだし、大丈夫だよね？

渉「おい、無理するなよ」

思わず肩がビクついた。

渉「ったく、図星かよ」

クッて笑う渉。あーやっぱり子供扱いされてる…

渉「帰るぞ。俺の家までなら歩けるだろ？」

(人1)「えっ？もう花火見るだけだし、大丈夫だよ？」

帰ることにも驚いたけど渉の家？一回だけ行ったことがあるけどさ…こんな夜遅くになんて…
ってなんで変なこと考えてるんだろ！

渉「なにいってんの、悪化したらだめだろ。行くよ」

(人1)「あっ、ちょっと！」

手を引っ張られてついていく。私がついてこれるようにゆっくりペース


気づくともうすでに渉の部屋の前。

渉「さっ、どうぞ」

(人1)「し、失礼しますっ」

渉「プッ、何緊張してんの」

(人1)「うっ、うるさい…」

って勢い良く入ったら段差でつまづいて転けた…う、痛い…

渉「何やってんの…って、浴衣乱れてるけど？」

ってさりげなく直された。うぐ、やっぱり子供扱いされてる…

(人1)「わた…」

渉「ん？どしたの？」

(人1)「っ、やっぱりいい…なんでもない」

渉「なんでもないじゃないでしょ？」

(人1)「子供、扱いしないでよ…」

俯きながら小さい声で訴えると『は？子供扱い？してないけど』なんて声が。反抗しようと顔をあげると

急に抱き上げられた。

(人1)「ちょ、ちょっと！」

怖くて目をつぶってたら、どこかに降ろされた気がしたら目を開けたら渉越しに天井が。
…どういう状況？

渉「(人1)…子供扱いなんてしてないから」

そう言うと突然キスしてきた。

っ！優しく触れるのは何度もしたことあるけど今回は違う。息が苦しい

(人1)「ンアッ、わた！やだ…」

渉「子供扱いなんてしてないよ…？」

思わず開いた唇の隙間に舌が入り込んできた。初めての感覚にビックリする。

渉「ごめん、優しくできねーわ」

へ…？されるがままになっていると、浴衣をはだけされた。

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