七色な彼らで妄想

最低な俺3-T.Fside- ページ21

でも俺は気にしない。ただただタイミングを伺う。さっきの話からはそれて今の話になった。

(人1)「太ちゃん…すごいよね。本当にアイドルになった…今でもなんか信じられないな」

またその話か

藤「ごめん、俺今はプライベートだからさ。仕事のことはなるべくなら忘れたい…」

(人1)「っ、あ…ごめんね」

そこで話題が切れてしまいちょっと沈黙。でも(人1)が早口で聞いてきた






(人1)「こんなこと聞いたらだめなのかもしれないけど…太ちゃんは？彼女いるの？」

きた。望んでいたタイミングが

藤「あぁ、仕事忙しくて会えないでいたら別れてっていわれて以来いないからもう一年以上いないな」

(人1)「そう、なんだ…大変だね」

藤「うん…だから、彼女なんてもうめんどくさいんだよね。俺の欲求を解消してくれる女がいないかなって思ってる」

(人1)「……えっ？」

そうこっちに振り向いた(人1)を床に勢い良く押し倒す。逃げられないように手首を掴んで

(人1)「ちょっと…！やっ、」

藤「なぁ…(人1)の好きなやつって俺だろ？」

(人1)「…っ、そんなわけないじゃないっ」

藤「じゃあ、抵抗してみろ」

いきなりキスせずに首筋に舌を這わせる

(人1)「やだっ…」

藤「うるせー認めろよ」

今度は耳に移動する。ピチャピチャとダイレクトに音がする

(人1)「…やだ、やめてよっ！」

まだ認めないのか別にどーでもいいけど

藤「んなこと言って感じてんじゃん」

(人1)「感じてなんかっ！」

藤「ほら…」

服の中に手を入れ、探し出して反応しているところをぎゅっと摘まむ。

(人1)「んあっ」

出てしまった声に恥ずかしくなったのか顔を背ける。

服を捲りあげて外そうと後ろに手を回すとついに泣き出した

なのに優越感を感じて嬉しくなる俺に最低だなって思う

その後も抵抗してきたが、無理やりだけどやった。久しぶりのその感覚はすごく気持ちよかった。

頬に涙の跡を残して既に寝ている(人1)を膝枕してベッドに入る俺。最低だって分かっているけれど、ここに朝まで入れるわけもないから

(人1)の涙の跡をソッと指で消し、起きないようにほっぺにキスして腕枕の手を抜く。

寝ている(人1)に対して

『ごめん…(人1)。』って聞こえるわけもないのに謝って頭を撫で寝室から出てきた

『悪いことした、ごめんな。』

って一言だけの置き手紙をして(人1)の部屋からでてきた。

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