明けない夜は無い日はまた昇る (ページ39)

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37 【ボーダー上層部】ページ39

［注意］城戸さんたちの話は
飛ばします()
三雲君が話している間に
空閑君と夢主ちゃんの話をします

イルガーを倒し終わり
ボーダーの基地の入口まで
ついて行く

空閑とA

ﾋﾟﾂとトリガーを押し当て
ドアの入口を開いた木虎

《トリガー認証
本部への直通通路を開きます》

空「ふむ、
トリガーが基地の
入り口の鍵になってるわけか」

木「そうよ
ここから先は、
ボーダー隊員しか入れないわ」

空「じゃあ、おれ達はここまでだな。
何かあったら連絡くれ」

三「…わかった」

三雲はポケットに入った
レプリカを思い出す

『この後どうする？』

空「うーんどうしよう｣

ｸﾞｩ～

空「腹が減った…｣

『あんなに動いたからね，
何か食べて帰ろうか何食べたい？』

空「この前オサムが買ってきたやつ｣

『ジャンクフードだねじゃああっち』

そう言って歩き出す2人

空「そういえばさ学校で言ってた
目の説明聞いてなかったな｣

『あぁタイミング悪かったからね
まぁ遊真だけにも話とくか』

空「いいのか？
オサムも知りたがってると思うぞ｣

『別にいいよ
修には見られちゃってるから』

空閑が頭を傾け？という顔する

『これだよ』

そう言ってAはサングラスを外す

空「!! その目…｣

サングラスの下にあった瞳は

見るものすべてを魅了させるような
見事なコバルトブルーの
煌めきを持った瞳だった

例えるなら宝石のアウイナイトのようだった

『綺麗でしょ？この色』

空閑は目を見開き
頷く

空「…綺麗だな｣

レ［見事な色の瞳だ］

『あ、レプリカだ』

空「サングラスつけてる理由はそれ？｣

『まぁそれもそれあるけど
ここで違界民が出てくるわけ』

空「ふむふむ｣

『4年前に近界民が攻めてきた時に
近界民の攻撃で意識不明になってさ
目が覚めたら視界が可笑しくてさ』

空「？視界が？違界民の攻撃で？｣

『いいや，なんというかね
結論から言うと空間認識把握能力が
異常な迄に高くなってて
まだ自分で扱えなかったから
ちょっとでも楽になる為にこれをつけたの』

空「それは…大変だったな｣

『まぁおかげでこんなに綺麗な
瞳になったからねちょっとは感謝してる』

Aは空を見上げた

レ［A…それは］

レプリカがAを読んだと
思ったら空閑も真剣な顔をする

レ［副作用では無いか？］

『…まぁどうでもいいんだけどね
よし!!気を取り直してジャンクフード
食べに行こう!!』

Aは無理やり笑顔を作って
空閑の手を引き歩いた