バイオリンを弾く少女は記憶喪失【暗殺教室】 (ページ10)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:13,466 hit

2章大人の時間一時間目ページ10

あいりside

ボクが転校してから数日、今度は外国の先生が来た。

?「イリーナ・イエラビッチ皆さんよろしく」

英語の臨時講師イリーナ先生は明るく挨拶してた。

イリーナ先生は殺せんせーにベタベタしている。

ベタベタにしてる殺せんせーはイリーナ先生の胸を見て顔がピンクになりものすごくデレデレしてた。

完全に殺せんせーの心はイリーナ先生に騙されている。

でもこの時期にこのクラスに来る先生は多分、ボクと同じだと思う人。

そしてボクたちはグランドに来て暗殺サッカーをした。

殺「ヘイ!パス!」

殺せんせーはボクにボールを渡した。

あいり「ヘイ!暗殺!」

ボクはボールを殺せんせーに返して右手でナイフで攻撃をしたが。

あいり「あうっ!」

殺せんせーはボクのナイフの攻撃はマッハ20でサッとかわされて、飛び込んだボクは慣れない感じで派手に転んだ。

あいり「あうー!」

ボクは転んで痛かった、痛みを隠せないまま皆から少し笑っていた。

でも何でだろボクの右手がしっくり来ない感じ?

その時、ボクが見られてる視線があの先生に気づいていなかった。

あいりside終

イリーナside

私は廊下でカラスマと会話をしていたら、非常に長い藍色の髪の子を見てた。

イリーナ「カラスマ、あの子は」

烏間「瞳あいりか」

イリーナ「瞳あいり?」

烏間「ああ彼女は記憶喪失のバイオリニストで、運動はイマイチだが基礎を身に付けやすい子だ」

イリーナ「ふーん」

でもあの子、前に師匠(せんせい)と一緒に暗殺したことがあるはず、なのにあの子は一体どうなっているの?

イリーナside終

烏間side

イリーナ「しかしまさか、色仕掛けが通じるとは、思わなかったわ」

烏間「…ああ俺も予想外だ」

だが、それならばこいつの本領だろう。

彼女の名はイリーナ・イェラビッチ、職業・殺し屋。

美貌に加え実に十か国語を操る対話能力を持ち

いかなる国のガードの固い暗殺対象(ターゲット)でも本人や部下を魅了して容易に近付き、至近距離からたやすく殺す。

潜入と接近を高度にこなす暗殺者と聞く。

烏間「だがただの殺し屋を学校で雇うのはさすがに問題だ、表向きのため教師の仕事もやってもらうぞ」

イリーナ「ああ、別に良いけど、私はプロよ、授業なんてやる間もなく仕事は終わるわ」

そう言ってイリーナは外に出ていた。