1章 始まりときっかけの時間 四時間目 ページ6
あいりside
ようやく転校することになった日。
椚ヶ丘中学校の裏山の中に古い校舎があった。
あいり「椚ヶ丘中の案内書を見たけど、こんなに酷い道だったなんて、もう!!」
ここの裏山は誰でもが近づけられないだからボクはすぐに文句を出した。
あいり「しかしたださえバイオリンを持っていくなんて…はぁ」
***
それは登校する時だった、ボクはスクールバックを持って行ったが千秋さんに止められた。
千秋「忘れ物ですわ」
千秋さんが出してきたのは白いバイオリンケースだった。
あいり「でも学校に必要な物でないけど…」
千秋「確かに必要はないけど、このバイオリンは貴女が唯一記憶があるものだから持たなくちゃいけませんわ」
ボクの愛用のバイオリンを持たされてしまった。
***
そして校舎に入って、教員室についた。
烏間「すまない、転校する事になって」
あいり「ボクは大丈夫ですけど…」
烏間「そうか、では単刀直入に言うここのクラスの担任を暗殺させてもらいたい!」
あいり「!?」
ボクは正直に驚いた、担任を暗殺させてもらいたいけど今の烏間先生は真顔だ。
烏間「まだ君には聞いていないが三日月なった事は知っているか」
あいり「はい一応は…」
烏間「月が蒸発したのもここの担任だ!」
あいり「!?、そうなのですか」
烏間「ああ、しかも来年の3月には地球も滅ぼすつもりらしい」
あいり「ば、化け物ですね」
ボクは烏間先生は冗談は言わないから驚いていた。
烏間「その通りだ奴は人間ではないタコ型の超生物だ!」
あいり「タコ型!?」
烏間「そろそろ来るはずだ」
ビューンっと職員室に入ってきたのはまさしく黄色のタコ型超生物だった。
?「おはようございます烏間先生」
烏間「…」
?「おや、転校生が来ましたですか」
あいり「あ!?、えっと!?、瞳 あいりです、よろしくお願いします、えっと」
?「皆からは殺せんせーと呼ばれています」
あいり「殺せんせーですか」
殺「はい」
ボクは少々戸惑う位に笑っていた。
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作者名：μroro | 作成日時：2015年5月2日 22時
