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私の家族は鬼に食われて死んだ。だから、私は鬼を倒し絶滅させ、皆の仇を取ろうと決意した。
よくある話だ。
鬼殺隊では珍しくも何ともない境遇。
むしろもっと悲惨で陰鬱な過去を持つ人だっている。
呼吸は水。
一番取得する人が多い呼吸。
だからって弱いわけでは決してないけど。
私自身の力量はまあまあ。
それでも本気で鬼舞辻無惨をこの手で殺してやろうと思ってた。
数瞬前までは。
目の前で既に塵と化した鬼は、弱くはないけど十二鬼月には遠く及ばない力だった。
でも、それに対応した私はもう血塗れだ。
呼吸は乱れているし、何なら口から血が溢れてくる。
ぶっちゃけこの場に突っ伏して寝てしまいたいぐらい疲れているし、足はもう限界だ。
でも、もしここに居たのが私ではなく柱の誰かなら。
昔一度だけ柱の戦いを見たことがあるけれど、鬼神のような強さだった。
こんな雑魚、目を瞑っていても倒せるんだろうなあ。
なのに私は、どうしようもなく弱い。
「……あー、無理だわこれ」
私に十二鬼月、ましてや無惨なんて倒せっこないわ。
鬼殺隊に入って、数十回目の任務時に私は唐突にそう悟った。
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ハッシュタグ(プロフ) - ロトさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけ本当に嬉しいです。そして、応援いただきありがとうございます。次回作も、ご期待に添えるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！ (2019年11月14日 6時) (
レス) id: 9cd03d1863 (このIDを非表示/違反報告)
ロト - 続きです。次回作も勝手ながら毎日読ませていただきます！どちらも今からすごく楽しみです！！無理をしないよう頑張ってください！長々と失礼しました！ (2019年11月14日 1時) (レス) id: 84710b8cd8 (このIDを非表示/違反報告)
ロト - コメント失礼します。完結おめでとうございます！この小説を一日の終わりに読むと何だか心が暖かくなってホワホワして大好きでした！！実は完結の文字を見た時、少し寂しかったので次回作の予告を見て安心しちゃいました！長くなったので続きます。 (2019年11月14日 1時) (レス) id: 84710b8cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハッシュタグ | 作成日時：2019年10月18日 18時
