ひとつ、屋根のしたで。 (ページ9)

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関ジャニ∞がデビューしたあの年、

当時のわたしは中学３年生だった

きらきらと輝くまるちゃんの笑顔が

わたしにはとても光って見えて

少し年上のお兄さんに恋したような気持ちだった

・

エイトが大きくなるにつれ人気も高まり

まわりにもeighterが増えて

わたしが大学生になった頃には

その人気はデビュー当初よりも凄いものだった

・

大好きなまるちゃんにも多くのファンが出来て

一部のまるちゃんファンに敵対視されることも増えた

それが原因で嫌がらせを受けたこともあった

正直に言うとめんどくさい

同じ人を好きで何が悪いんだろうとか

まるちゃんはあなただけのものじゃないとか

いろんなことを思った

・

大学生を卒業して就職した後も

職場の上司の丸山担に酷い扱いを受けた

仕事を押し付けられたり

コンサートの日に残業させられたり

無理やり出勤させられたり

自分で当てたチケットも

「どうせ行けないんだから」と取られたりもした

そんな事が続くに連れて

だんだん彼のファンでいることが辛くなり

わたしは仕事と同時にエイトから

まるちゃんから逃げた