少女6 ページ7
Aside
_______
『どういうこと?放射能やらはもうないの?なんでこんな森が…ここは大都市だったはず…』
思う通り、ここは大都市だった。それが焼け野原では無く、はたまた荒野でもない。豊かな自然が育つには何十年、何百年程必要なはず、つまり…
『ここは、数百年後の日本…?』
それなら合点がいく。
こんなに豊かな森も、ボロボロのシェルターも。でも…
『何故私は生きているの?____________まさか…あれは!』
急いで向かったのは、あの二人の元。
『もしかして、これは…!』
まさか、あのシェルターはただの核シェルターのはず…なぜコールドスリープなんて…
でもなんで私は二人より早く目覚めたの…?居場所?立ち位置の関係…?
そんなことを考えていると、今まで嗅いだことのないような、いい匂いとは言いがたい匂いが鼻を突いた。
『うっ…!何コレくっさ!』
ものすごく匂いのキツい人が来たのかと思ったが、足音が聞こえない。
…コールドスリープで耳悪くなったかな…?良いはずなんだけどな…
聴覚が使えないので仕方なく見に行くことにした。
出口から顔を出し、一応念のため、と思い、武器を詰め込んだ袋からサバイバルナイフを取り出し、匂いのキツい人を待っていた。
ところが、見えたのは人ではなく、一つ目の気味が悪い生命体だった。
『ひっ!(何あれなにあれなにあれナニアレ!気持ち悪ｯ!うげぇ…)』
ここで一度、再確認。
こ こ っ て 地 球 だ よ ね ?
うん地球。レ○ゼンっていう人も言ってたようんうん。
じゃあ何あれ?
あれじゃんドラ○エのスライムじゃん。
色違いもいるでしょ、メ○ルスライムでしょ?
!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!もしかしてあの建造物は…
人外のものか!?
〜(×0+)〜ﾋｪｪ
その内にも匂いはどんどん濃くなっていく。
『(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう!)』
遂にスライムと目が合ってしまった。
ぐっばい私の人生。
…といつまで経っても痛みが来ない。
恐る恐る目を開けると、キラキラオーラを放っているスライム君が。
…え、なに この状況。怖い。
どうやらスライムは私を気に入ったらしく、攻撃はしてこなかった。
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花金鳳花 - コメント失礼します。続き楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2020年9月23日 19時) (
レス) id: 05eca00b68 (このIDを非表示/違反報告)
スエラ(プロフ) - 彩音さん» レスが遅れました〜汗 ありがとうございます!最近は忙しいのであまり更新は出来ませんがこれから頑張っていきます！ (2020年5月1日 17時) (レス) id: f7f64721ec (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 異世界の作品少ないから、とても面白いです!!更新楽しみに待ってます！ (2020年4月9日 17時) (レス) id: 5c10cfc853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スエラ | 作成日時：2020年1月1日 0時
